薪割りと薪活の「腰の救世主」アイテム【ログトング】

タメゴローです!

 

薪ストーブのための薪を集めたり、作ったりといった「薪活」は、大変ですが楽しいものでもありますね。

しかし肉体的にはハードな側面が多いのもまた事実です。

特に「腰」!

そんな薪活での「腰の救世主」と言っても過言ではないアイテム、【ログトング】について書いてみたいと思います。

 

1.薪活ってやはり「腰にくる場面」が多いと思います・・・

”腰痛持ち”のタメゴローは、常々「薪活で腰の負担を減らせないか」と日々探求をしております。

それはもちろん腰痛のこともありますが、それ以外でも”腰の負担を減らすことができる”ということは、「前かがみ」や「屈伸」などで使う、”大きな筋肉の負担を減らす”ことになるため、おのずと身体全体の負担が減ることとなりますね。

それにより、長く薪活をすることもできますし、次の日に疲れを残さず、最悪また「薪活がしんどいからストーブやめた~」、なんてことも避けられるのではないかと考えます。

 

タメゴローは過去の記事

薪割りと薪活の「腰を楽にしてくれる」アイテム~ログピック~

くじらかぎ・とびぐちは、腰を幸せにしてくれる薪あつめ・薪づくりの必須アイテム

でも触れているように、「くじらカギ」と「ログピック(トビ的なもの)」を使うことで、ずいぶんと腰の負担を減らせてきたと自負してます。

 

2.出会いはやはり薪ストーブ屋さんだった・・・

そんな探求の日々の中、もはや”いきつけ”となっている薪ストーブ屋さんにお邪魔した際に、お店が定期的に行っている「薪集め活動」のお誘いを受けました。

このストーブ屋さんはストーブオーナーさんに薪集めの援助の一環として、薪情報をあつめて提供しているすばらしいお店なのです。

その情報が印刷されたチラシをながめていると、参加条件に気になる単語が目に入りました。

それは「ログトングもってきてね」というものでした。

ログトングとは、


ハスクバーナ 木材トング 5743876-01
(出典:Amazon)

このような、”日常生活ではちょっと見ることのない”であろう大きなはさみのような形状をしたものにグリップがついた器具です。

主に玉切りや原木の状態の木材を挟みこみ運ぶ、移動させるための道具です。

既に「くじらカギ」と「ログピック(トビ的なもの)」を使ってずいぶんと薪活が楽になっていましたタメゴローは、知ってはいても実際に使ったことがないものだったので、

「ログトングって、そんなに役立つもんなのかねぇ?」

と質問をすると、

「もちろん販売促進の意味もあるけど、やっぱり楽だからオススメですよ~、特に腰がね」

と、”歯に衣着せぬ”ぶっちゃけ話を含めつつ、いつも通りの物言いでオススメされました。

・・・ぬ?特に腰だと?

それって、気になるではないですか。非常に。

また、この人がそういうならそうなんだろうな、と思えるほど薪ストーブ関係で最新情報や、タメゴローの本業である建築設計でストーブ設置の相談などでもお世話になっているタメゴローは、とてもログトングが気になり始めます。

「あ、薪活で使ってるトングあるから、試しに外で使ってみたら~?」

という言葉に、

「使わせて!」

と即答し、試させてもらうことに。

「くじらカギよりも楽ちんなんてホンマかいな」などと半信半疑でログトングを使ってみると、一瞬で実感させられることとなりました。(理由は後に書きますが)

そう、とてもよいのです!これが!

なぜ今まで知らなかった!?

と悔しく思うほどにはおどろかされました。

これは早速導入しなければ!

と強く思うこととなったタメゴローは、トングにはメーカーやサイズなど、どんなものや使用感があるかを知りたくなってしまい、オーナーさんに質問し最終的に購入して帰ることとなりました。

(途中にトイレに立って、スマホでAmazonの金額もチェックしましたが、少し高いだけだったので即決。”小さい”タメゴローでごめんなさい笑)

 

3.ベストセラーのログトングには訳がある・・・

お店のオーナーさんにも色々と教えてもらいましたが、ほかにも利用法がないか、タメゴローが買ったもののレビューはどんなものか、なども見てみたくなり、自宅に帰ってからもいろいろ調べました。

タメゴローが手に入れたものは、林業家の道具として定評の高い「ハスクバーナ」の


ハスクバーナ 木材トング 5743876-01
(出典:Amazon)

これです。

ちなみにAmazonでは、ログトングというニッチな世界にしてはレビュー数も多く、満足度の高いベストセラーアイテムだったりします。

ハスクバーナのイメージカラーであるオレンジのグリップがまたカッコいいですね~。

同等品としてライバルなのが、某キャスナーさんのファイアーサイドから出ている


ファイヤーサイド リフティングトング 72301
(出典:Amazon)

で、ちょっとだけコスト的にもお安めです。

しかしお店のオーナーさんに聞いたところ、やはりハスクバーナは”林業家のための道具”とよばれるだけあり「使う側に立ったものづくりをしている」とのことで、ちょっとの違いが使用する際に大きくユーザビリティを上げてくれるとのことだったのです。

伊達に1689年から続くブランドじゃないってことなんですね。

 

4.ログトングを「家で」実際に使ってみると・・・

まずは家で薪割りの時に使ってみることに。

(写真はタメゴロー義弟が所有している、ファイヤーサイドのトングと使い比べをしたので、その時のものです)

20㎝程度の細目の玉切りの側面に先端をあてがいます。

そのまま玉切りに押し付けるようにすると、勝手に口が開いてはさみこんだ状態となります。

そこから特にひっかけようとか思わずに、ただ上に持ち上げると

勝手に玉を挟み込んで離さない状態となり簡単に持ち上げることができました。

これって、両手で持ち上げていた今までが何だったんだ、とあきれるぐらい簡単。

直接玉を持たなくてよいので、握力も腕の力も、もちろん腰もかがめないでよいこととなり、びっくりするぐらい楽ちんなの玉運びとなりました。

玉を持つ重さはもちろんありますが、人間工学を取り入れたグリップがまたいいのでしょう。

片手で持っているはずなのに、両手で持ち上げているときよりも楽に感じるほどなのです。

やっぱり段ボールなどでもそうですが、「大きいものを持つ」ということは体のいろんな部位を使っているんだなぁ、と実感できます。

さらに、つかんだ玉をはずすときは

玉を地面や棚に置いた状態でトングを横に倒す(傾ける)だけ。

するとあんなにがっしりとつかみこんで離さなかったのに、一瞬で玉をリリースしてしまうではないですか。

慣れてくると下に転がった玉や半割りの薪などを、トングでつかんで薪割り台の上に立てる、なんて使い方もできるようになりました。

もちろん太目の玉を持つこともできますが、やはり重いので片手というわけにはいきません。

そういった場合は、トングを2個使うのが基本なのですが、タメゴローはログピックを使って両手で運ぶように使いました。


(モデル:義弟 ありがとう)
これまたしっかりと力が入り、両手で抱えるように持つことに比べてとても楽でした。

特に腰がね!

 

またこのような作業の際にブランドの差を感じたのが、

「ちょっと細目の玉や半割の薪をつかんだ際に、ちゃんとつかんでくれるのはハスクバーナの方だった」

ということですね。

これは、Amazonのレビューにも書かれていた通り、

「トングの先端がずれずに”ちゃんと同じ位置で閉じる”」

という、ちょっとしたことの差だったようです。

ハスクのものは、わざわざ途中で曲げ加工をして先端が同じ位置にくるように加工されているのですね~。

だからはさみのように閉じた口がずれている、なんてことがないため、細目のものでもがっちりとつかめているのだと感じます。

やるな!ハスクバーナ!

 

5.ログトングを「山で」実際に使ってみると・・・

今度は山で使ってみましたよ。

家でも便利でしたが、山に入って使ってみるともう”目からウロコ状態”でした。


(出典:Husqvarna)

家で使ったていたように使うことはもちろん、こんな感じで切り倒した原木の端をトングでつかみ、ひきずることで移動させるという使い方が、今までと違いとても楽なものに変わりました。

ログピックやくじらカギでやっていましたが、ハンドルの形状が力を入れずともひっぱりやすいものとなっているため、ピックほど握力が必要ありません。

車にそのまま積むときも、トングはそのままつかんだ状態でもう一方をピックで持ち上げるととっても楽なので、この”二刀流”ぜひやってみてほしいですね~。

MULLER(ミューラー) 鉈(なた)・くさび・斧 541196
(出典:Amazon)
ただ、万能そうで原木の横移動などにはピックやくじらカギの方が楽に感じる場面もありましたので、やはり適材適所でしょう。

 

6.まとめ・・・

どうですか?

【ログトング】

効率的に薪活をするために、とっても有効なアイテムだとわかっていただけたのではないかと思います。

今のところ、腰痛持ちタメゴローの薪活で腰を助けてくれる、ナンバーワンアイテムではないかと感じます。

タメゴローと同じように薪活を楽にしたい、腰の負担を減らしたい、という方はぜひ使っていただき、より薪ストーブライフを楽しいものにしてもらえたらいいなぁ、と思うタメゴローでした。

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↓コスト的には優れているのですが、在庫がなかったり、細目の玉をつかむときに少しストレスを感じますが、とりあえずトングを、ということならこれでもいいかと。

ファイヤーサイド リフティングトング 72301
(出典:Amazon)
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↓タメゴロー的にはこちらの「ハスク製」がとってもオススメです。

さすがハスク!と思える細やかな作りで、細いものから太いものまでちゃんと抜けずにつかんでくれて、めちゃくちゃ使いやすいです。

ハスクバーナ 木材トング 5743876-01
(出典:Amazon)
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↓トングとセットで使うともっと楽になりますので、ログピックもチャレンジしてみてください。(タメゴローはコレ使ってます)

MULLER(ミューラー) 鉈(なた)・くさび・斧 541196
(出典:Amazon)


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