タメゴローです!
タメゴローは寒くなってくると、”薪を早く使い始めたくてたまらない病“がでてきてしまうほど、薪ストーブを楽しみになってきます。
さらにそれが自分で薪活をして作った薪であれば、尚のこと感慨もひとしおですね~。
しかしながらタメゴローは、薪活で身体に負担はかけたくない、というワガママボディだったりします。笑
今回はそんな薪作りの色々な場面である、薪や原木の移動方法について、「多くの薪を移動するなどの場面では、できる限り車(自家用車)を使った方がいいですよ!」っておはなしです〜。
1、薪づくりって、実は結構疲れるんですよ・・・
薪活をされている方は、よ〜くご存知でしょうが、薪づくりにかかわる作業って、けっこう体力を使い、体に負荷をかけるものが多いです。
20~30代の若いうちは「これも、トレーニングだぜ!」なんて割り切れるのですが、タメゴローのように40台も半ばになってくると、
「あれ?これ、60代になったら無理じゃね?」
的なことを感じてしまったりするものです。。。
もちろん、薪つくりから薪ストーブまで末永く楽しむ予定でおりますが、どこかで難しくなる場面が出てくると考えてもいるわけですね・・・。
これからストーブを導入するぜ!って若い方々(若くない方々も?)には非情な現実をつきつける形になるかもですが、将来的にも長く薪ストーブを楽しむためには、これは避けて通れないことだと思います。
ぜひ、この機会にご一考してもらえると、無理なく幸せになれるのではないかと思います。
2、一番キツイのが薪の移動じゃないかな・・・
タメゴローが「体力的に一番キツイな」と考えるのが、ズバリ「薪の移動」です!
チェーンソー作業や薪割りは、慣れればあまり力を使いませんので、姿勢の維持がメインと言えますし、その作業を補助する道具(ログピックなど)を使うことでずいぶんと身体への負担は減らせます。
それらをうまく作業に取り入れてゆけば、現時点では「60代でもなんとかイケるっしょ!」と感じてます。
(↓過去の記事ですが、よければご参考まで。
薪割りと薪活の「腰を楽にしてくれる」アイテム~ログピック~
↑薪割り時の腰を楽にしてくれるアイテムのお話です
薪割りの助手をつくろう!割った薪が”ぶっ飛んでいかない”バンドのつくり方
↑薪割り時、いちいち薪を拾わなくてすむバンドのお話です)
しかし「薪の移動」、と一口に言っても薪づくりの場面場面で発生するんです。
A-1.伐採した木を玉切りにして、車へ運ぶとき・・・
A-2.車から自宅へ降ろすとき・・・
B-1.薪を割るとき・・・
B-2.割った薪を棚に積むとき・・・
C.乾いた薪をストーブ付近まで運ぶとき・・・
どうです?薪活は各シーンで薪の移動がつきものでしょう?
Aの伐採時は年間での回数は少ないけど、水分の抜けていない木を大きい状態で運ぶ「一番ハードな移動」ものですね。
Bは薪割りの際に発生する「ミドルクラスの移動」ですね。
Cは地味にキツイ、冬にシーズンインしてからの「日々の移動」ですね。
Cは一回づつは負担が少ないですが、日常的に行うため、体に負担の少ない方法を考えておく優先順位も高いものでしょう。
このように大きく分けてA、B、Cと3場面が考えられますが、どれも身体に負荷のかかるものだとおわかりいただけるかと思います。
今回タメゴローは、これらの中で「自分の身体だけでやってしまっている移動」を「可能な限り他の物に頼る(できればエンジン付きのもの)」ということをオススメしたいと思います。
2、たとえ”5m”でも、自動車をつかうべし・・・!
「自分の身体だけでやってしまっている移動」を「可能な限り他の物に頼る」と書きましたが、具体的にどういうことか説明しますね。
■A-1.伐採して車へ積む場合
これは一番負荷が大きい場面ですね。これは
⇒可能な限り「車を、玉切りに」近づけましょう!
「玉切りを、車へ」でなく、「車を、玉切りに」です。
これは少しの距離だから、なんて持って運んだり、ログピックを使って転がしたりすると、一番重い状態の木なので思っている以上に腰にクルからです。
どうしても離れた場所に車を止めている場合は、「一輪車」や「手押しのタイヤ付きの道具」を使いましょう。
山から降ろす、という場面だと吊りワイヤーで移動させる、などもありますが、ここではそこまでハードなものは割愛いたします。
■A-2.玉切りや薪の材料を持って帰ってきた場面
玉切りを車からおろして保管する場所(多くの場合は薪割りをする近く)に降ろす際。
⇒車を「ギリッギリまでその保管場所に近づけて」降ろしましょう!
これは「ちょっとでも自分で運ぶ距離」をなくすことで、身体への負担を大きく減らすことができるからです。
車は一番身近な、原動機(エンジン)のついた便利なアイテムです!
トランクのドアが保管場所のギリギリにくるまで近づけましょう!
■B-1,2.薪割りの場面
ここです!この場面が今回の一番のキモです!
これは多くの方が、駐車場の広いところで薪を割って、薪棚が駐車場の奥とか、ちょっと離れた場所っていうのは割と多いシチュエーションなのではないでしょうか?
割った場所から、薪棚まで全部の薪を投げ、もう一度そこから腰を曲げて薪を拾い上げ、薪棚に積み込む。。。
場合によっては薪棚まで結構距離があって、思った以上に投げるのも力が必要であったりするのではないでしょうか。
タメゴローは、ココが一番知らず知らずのうちに体に負担をかけているシーンだと思っています。
ちょっとの距離なので・・・
何回か往復すれば終わるし・・・
と考えてしまうのですが、面倒でも車を使いましょう!
トラックじゃなくても、乗用車のトランクを開けっぱなしで積み込んで、積んだらバックするだけです。
たったこれだけのことですが、やってもらうと身体はずいぶんと楽になるのが実感できると思います。
積んだ高さも腰を曲げなくてもいい高さノハズなので、再度地面から拾い上げるより身体にやさしい状態です。
一度車に積むのは、ブルーシートをトランクに広げたりと、「ちょっと面倒だな」なんて思ってしまいますが、終わってみれば確実に身体を楽にしてくれることですので、そんな場面にこそガンガン車を導入して、自動車に仕事をさせるべきです。
どうしても自動車が難しい場合は、運搬カート的なものを使うべきですよ~。
■C乾いた薪をストーブ付近まで運ぶ場面
これは以前の記事↓
薪運びを楽にしてくれる【アルミハウスカー】は、最も実用的な運搬カートです
にも書きましたが、自動車で運ぶのが難しい場面でしょう。
ですので、手押し型や引っ張る形の車でストーブ付近まで運ぶことをオススメします!
(↑冬に大活躍のハウスカー、タメゴローの使っているもの)
(↑動画を作ってみましたので、よければご参考にどうぞー。)
農作業用のカート「アルミハウスカー」などであれば、薪を箱に入れた状態でスタッキングもできます。
タメゴローはいつもは2段、たまに3段まで積んで薪を移動させてます。
ちなみに、1輪ハウスカーの長いタイプだと、
(出典:Amazon)
アルミ一輪コンテナカー ノーパンク
薪をカゴに入れて乗せれば、同時に2~3箱はこぶこともできますが、やはり4輪の方が自分で持ち上げなくてよいのでらくちんだと思います。
(タメゴローは農家で使っている、安い”手押しタイプ”が最強だと思ってます)
3、自動車以外の薪の移動方法・・・
自宅の敷地内であれば、車では運べない場面も多くあるかと思います。
そんな場面で使えるヤツラをご紹介します。
■手動タイプ
↓【一輪車タイプ】↓
(出典:Amazon)
ノーパンクタイヤ仕様 深型一輪車
はい、伐採から薪割りまで助けてくれる、最強の相棒ですね!
これは持っておいて間違いないヤツ1号です。
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↓【ハウスカータイプ】↓
(出典:Amazon)
アルミハウスカー ノーパンクタイヤ
タメゴロー家で冬シーズンインしてから大活躍する主力なヤツです。
ほぼ毎日のように、薪棚からストーブサイドまで箱に入れた薪を運ぶために使っています。
もしコレがなかったら、ストーブ生活が快適に送れていないでしょう。
アルミじゃなくって、スチール製の方が少し安めで剛性もしっかりしてますが、ちょっと取り回しが重いです。
剛性重視ならスチール、取り回しの軽さ重視ならアルミ、と考えるとよいでしょう。
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↓【ダンプ付き4輪キャリータイプ】↓
(出典:Amazon)
ダンプ機能付きキャリートラック ノーパンクタイヤ
ちょっと遊び心のある、”引っ張る”タイプのヤツですね。
サイドが立ち上がっているため、薪のまま生でも詰めるし、箱に入れて積むこともできる、さらにダンプ機能まであるのでなにかと使えますね。
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↓【リヤカータイプ】↓
(出典:Amazon)
ガーデンリヤカー ノーパンクタイヤ
これはチョイとマジなリヤカータイプです。
私より年上の人であれば、小学校や家など身近に見かけた方も多いのではないでしょうか。
やはり便利ですが、ちょっと大きいのでスペースに余裕がある方用ですね。
短距離なら、自転車や原付などでもひっぱることができますよ。
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と、ここまで手動のものばかりご紹介しましたが、すべて共通でオススメしたいのが、「ノーパンクタイヤ」です。
普通の空気タイヤに比べると少しコストは上がりますが、重い薪を移動させるため、タイヤタイプはあっというまにパンクしてしまうので、ノーパンクはマストです!
■電動
狭い敷地内でも使える電動タイプ!
(出典:Amazon)
マキタ(Makita) 充電式運搬車
充電式運搬車の中でコスパのよいマキタ製です。
18V、登坂12度、積載量130kg、と頼もしいのにアンダー10万円!(他は15~20万円が多い中、圧倒的な良コスパ!)
オプションのパイプフレーム荷台をつければ結構なボリュームを電気の力で運べちゃいます。
本体で40kgほどあるので、山での伐採で使うには慣れが必要でしょうが、やはり頼もしい移動手段でしょう。
(※今回はエンジン式のものはご紹介しません。
結構コストが高いのと、住宅まわりで日常的に使うには音が問題になりやすいため、BやCの薪割り~薪運びには適さないと考えたためです。
もちろん山での伐採作業などには、大きな力となってくれるものですので、適材適所で使っていただきたいと思います。)
4、まとめ
薪活を楽にしたいなら「薪の移動にできる限り自動車を使いましょう!」的なお話し、いかがだったでしょうか。
タメゴローはできる限りこれを実践しており、どうしても無理な場面では”タイヤ付き”の道具に頼るようにしています。
特に「一輪車」と「農業4輪ハウスカー」はタメゴローの薪ストーブ生活になくてはならない、とっても頼もしい道具たちです。
みなさんも、身体を楽にしてくれる道具を上手に薪つくりに取り入れて、薪ストーブ生活をより幸せに、そしてより長く楽しんでもらえると嬉しいな、と思うタメゴローでした~。
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■手動タイプ
↓【一輪車タイプ(必須)】↓
(出典:Amazon)
ノーパンクタイヤ仕様 深型一輪車
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↓【ハウスカータイプ(必須)】↓
(出典:Amazon)
アルミハウスカー ノーパンクタイヤ
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↓【ダンプ付き4輪キャリータイプ】↓
(出典:Amazon)
ダンプ機能付きキャリートラック ノーパンクタイヤ
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↓【リヤカータイプ】↓
(出典:Amazon)
ガーデンリヤカー ノーパンクタイヤ
■電動
(出典:Amazon)
マキタ(Makita) 充電式運搬車