タメゴローです。
みなさん「薪活」はがんばっておいででしょうか?
タメゴローは最近義理の弟夫婦がタメゴローの勧め(強制ではないはず?)もあって薪ストーブを導入した家を新築(設計:タメゴロー)したこともあり、薪活支援もあり今年は例年より薪活に力を入れた年となりました。
もちろん今年集めている薪はすぐに使えませんから、今頑張ってあつめている薪は来年使う薪となるのですが、それでも集中的に薪あつめをすることとなっている近況です。
そんな「薪の情報を聞けばすぐにアクションをする」ということを短期的に繰り返してしていると、やっぱりきますね。
そう 「腰」 に。。。
薪づくりに関わる作業って全般的に地味ですが体の負担が大きめなんですよね。
1.薪活や薪割りを楽にしたい!
そんな負担からタメゴローは基本的に1日で長時間作業せず、
玉切り・積み込みまでで2~3時間程度
荷下ろし・薪棚整理を30分~1時間程度
にしており、量がある場合は何日かに分けてといった具合にしています。
それでも結構頑張ったな~、という当日や翌日には腰の強いハリや背中を伸ばすのに”気合が必要な”コンディションになることもままあります。
タメゴローは過去にも触れましたが、
検索 アミノ もっと早く知りたかった…。薪割りを”劇的に”楽にしてくれた【アミノ酸】
や
目覚めがかわる!【キヨーレオピン】は肉体と心の疲れに、身体の内側から力を湧かせてくれます
で書いたように、作業前にアミノバイタルを摂ったり、作業後に栄養剤やキヨーレオピン飲んだりして、無理ない範囲で”疲れない対策”や”疲労回復”には努めていますがやはり「作業自体の負担を軽減すること」が根本の対策になるだろうと実感します。
斧を振り下ろし爽快に薪がわれてゆく「薪割り作業」は楽しくてついつい続けてしまいがちですが、その間にする動作である薪を薪割り台にセットしたり、割れなかった薪を改めて台にセットする作業はやはり地味に腰にキます。笑
また薪活でも玉切りした木を車へ積み込む作業となると、地面にころがる玉を「ヨイショっ」と抱え上げ、車の荷台につみこみますので腰はもちろん重い付加を加えた屈伸運動を何度もすることになるので足にも結構な負担をかけるものですね。
それをトレーニングと感じられるうちはよいのですが、今回は短期集中で薪あつめをしたこともあり、
「できるだけ負担を軽減して、楽に薪活をしたい!」
と強く願うこととなりました。笑
2.腰の楽さをゲットするには、腰をかがめないことではないかと
薪割りしかり、薪集め作業しかり、そして農作業を考えても基本的に腰にくるな~と感じやすいのは
「腰をかがめる作業」(上半身を折る体勢)
だと常々思っています。
もちろん斧を振り回す動作も全身の筋肉を使いますし、チェーンソーなどを使っても体のこわばりからかあちこち疲労します。
しかしたとえばチェーンソーでの玉切り作業でも地面に近いところに置かれた原木を切るには、
「腰をかがめて切る」
より
「地面に膝立ちになって切る」
方が圧倒的に腰が楽だと感じます。
(やってない方はやってみてほしいです)
薪割りやチェーンソー作業自体は仕様がないものだとすると、それ以外の雑作業となる、
・切った玉を車に乗せる(とか移動させる)
・切らない原木を車に乗せる
・割れずに台から落ちた玉や、割った薪をひろう
・割る玉を薪割り台にのせる
などという作業が腰をかがめないとならない作業ですね。
そんな雑作業で「腰をかがめる頻度を減らすことができれば腰への負担を減らせるのでは?」ということを考えました。
3.「ログピック」それは薪作業の名わき役だと実感
そこで白羽の矢が立ったのが今回の
【ログピック】
です。
これは日本の鳶口(トビグチ)とほとんど同じ用途のものですが、鳶口が眺めのものを指すことが多い中、ログピックはどちらかというと短めのものを指すことが多いように感じられます。
それはネットショップでライナンナップされている製品のバリエーションからもやはり実感することとなりました。
使い方としては、地面に転がる薪や玉切りにこのログピックをふるい、小口に打ち込んでそのまま運んだり、台の上に移動させたりすることができるステキなアイテムです。
もちろん慣れは必要ですが、使い慣れてくると打ち込んだ先端を上手にリリースできるようになるので、少し離れた場所に小さな玉を投げて移動させたり車に積んだりできるようになります。
面白くなってやりすぎると今度は腕が筋肉痛になりますがね。笑
タメゴローは行きつけのストーブ屋さんやネットでの入手のしやすさと、実物をストーブ屋さんで振ってみての感触で「MULLER(ミューラー)の40㎝」にしましたが、これは個人的に大正解でした。
MULLER(ミューラー) 鉈(なた)・くさび・斧 541196
(出典:AMAZON)
タメゴローの使っている薪割り斧
helko(ヘルコ) スプリッティングマスター DT-6
(出典:AMAZON)
を小さくしたような”柄”になっており、「すっぽ抜け防止」と「玉切りなどに刺した状態で運ぶときに握力をあまり使わずに作業ができる」のが秀逸だと感じました。
さらに結構迷って決めた40センチという長さですが、これが取り回しよく主に薪割り作業の時に使いやすい長さだったと実感します。
タメゴローはすでに「90㎝のくじらかぎ」を使っているので今回は40センチがベストでしたが、くじらかぎを使ってなければ104㎝の長物もほしかったところです。というかほしい。笑
腰をかがめずに「トン!」と小口にピックを打ち込みひょいと薪割り台の上に立てる。
たったこれだけのことですが、すばらしく腰が楽なのです。
割った薪の量といつもの腰のつらさを鑑みると、タメゴローは雲泥の差を感じることができました。
「ああ、かがまないってこんなにも腰が楽なんだ。。。」
とジンワリと実感することとなりました。
最初からログピックを使っていたら分からなかったことでしょうが、使っていなかったことで強く実感することとなったわけですね。
玉切りの小口に打ち込むときも、ほとんどは力もいらずピックの重さで自然とささりますが、特別硬い木や乾燥しかけの木であれば少し強めに振るか、木に当たる瞬間に少し手前に引く感じにしてあげると刺さりやすくなると感じます。
桜などは小口でなくてもフツーに刺さります。
世の中のツワモノになると「ピックを2本使いして複数の薪割り台に玉を立てて、次々に割ってゆく」という方も動画などでお見受けしますし、熟練すればもっと楽になるのだろうなぁ、と感じることができます。
コツをつかんでさえしまえば、
置いて、割って
置いて、割って
置いて、割って
と、いつもより無心になってゆくことが早く、楽しくなってしまいます。
使い方のおすすめとしては、薪割りの際にログピックを「使わないタイミングで刺して置ける針葉樹などの玉」を「ログピック刺し台」として斧を振る傍らに立てて置いておけると作業効率があがると実感します。
また実はこの「ログピック」、「ログトング」
ファイヤーサイド リフティングトング 72301
(出典:AMAZON)
と併用するとさらに腰の楽さが倍増するのですが、それはまた別の機会に。
4.まとめ
そんなこんなで、「薪割りや薪活で 腰を楽に!」
と導入したログピックですが、「腰の楽さ」は期待通り得ることができましたし、さらに「薪割の効率化」に少なくなくつながっていると実感できたのでタメゴロー的には大正解だったと感じます。
まだまだ未発達な日本の薪ストーブ事情。
そんな中で「どうすれば楽に効率的に薪活や薪割りができるか」を常づね考えれば、煮詰まっていないだけにちょっとしたことで結構快適になるのではないかと思っています。
ログピックはその一助となるなぁと実感できましたので、幸せな薪ストーブ生活の名わき役として導入されても損はないだろうとかんじることができましたので同じ悩みをかかえている方にはおすすめですよ~。
MULLER(ミューラー)の40㎝ 「ログピック」
MULLER(ミューラー) 鉈(なた)・くさび・斧 541196
これも便利で腰を助けてくれる「ログトング」