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裁縫ド素人が、破れたお気に入りのキャンプチェア布地の張り替えをやってみた(DIY)

タメゴローはいくつものキャンプチェアを使ってきましたが、キャンプチェアの寿命は多くの場合、その「布地」が劣化し破れたりすることだと感じます。

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しかし、布地が寿命となっても、アルミや木製の「フレーム」はまだまだ使えることが多いですよね。

また、家族や友人との思い出を共に過ごしてきたキャンプチェアは、座ってきた人にとって思い入れのあるものとなっていることが多いです。

そんなキャンプチェア、布地の張り替えだけをメーカーさんにお願いしてみたのですが、答えはやはり「布地の販売、張り替えは対応しておりません。」というお決まりのものでした。。。

それならば!、とタメゴローはマイキャンプチェアの布地を自分で張り替えてみようとチャレンジすることにしてみました。

ちなみにタメゴローは建築模型をつくったり、簡単なDIYはやりますので「モノづくり」は好きな方ですが、こと裁縫については”ド”のつく素人なので、まったくの我流です。笑

はたしてちゃんとできるのでしょうか。。。汗

 

1.張り替える、タメゴローお気に入りのキャンプチェアは・・・

タメゴローの愛用チェアは、別記事:

伝説の【小川キャンパルタイプ】のキャンプチェアは至高の座り心地。自宅で使っても【イス寝】してしまいます

でも書きましたように、小川キャンパルタイプの【椅子寝してしまう】キャンプチェア、

ADIRONDACK(アディロンダック)キャンパーズチェア

これの、フレームも布地も黒、オールブラック仕様がタメゴローの愛用キャンプチェアなのです。




ADIRONDACK キャンパーズチェア ブラック

背もたれが一般的な高さの”スモール”バージョンもありますが、この”ハイバック”だからこそイイのです。

この子が現在価格面と性能を考えた結果、タメゴローの行き着いた、愛用のものではありますが、残念ながら「布地の劣化」はどんなキャンプチェアでも等しく訪れるものでした。。。

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座面の裏の補強生地が劣化し、布自体が裂けてしまいました・・・。

上の写真が座面の裏面です。

細かいひび割れが全体的に発生して、補強の役を果たしていません。

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座面上面も端の方から裂けてしまっています。

背もたれが無事なところを見ると、やはり重さがかかる部分が一番早く痛むのでしょう。

ついでに、黒だった生地も、側面部分のように白く日焼けしてしまい、すでに黒ではなくなっていました。

今回はこの布地部分を張り替え、つまり、新しく作ってみたいと思います。

 

2.もとのチェアをバラして、構造を理解します・・・

型取りと構造を理解するために、布地だけの状態にします。

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アディロンダッグのチェアはネジとナイロンナットを外すだけで簡単に布地が外れます。

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丸洗いするときも便利な仕様ですね~。

キャンプチェアは布地を切らないと外れないものが数多くありますが、そのタイプだと張り替えるときも、布地だけ作ってあとからフレームにとりつける、といったことができず、作業がとても難航することになるでしょう。

パイプの骨組みなどの”芯材”に生地をあてながら縫わないといけないことになるので、ミシンなども使える工程がかぎられてくるので、多くは時間のかかる手縫いとなってしまいます。

ボルトやナットだけで生地を外すことができる構造なのは、それだけで生地のメンテナンスが10倍ぐらい楽で便利ですね。

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バラすとこんな感じで、大きな一枚布を端部で折り返してフレームに固定するループを作っているものだとわかりました。

また、生地の切った端部、生地の端っこですね、ここの部分はほつれ防止の処理をしないとピロピロとほつれてきてしまうのですが、このチェアは端部カバーのようなものを全体的に縫い付けて処理しているようです。

一番力のかかる(体重が集中する)部分は座面と、フレームの端部でしょう。

古くなったチェアはよくこの部分が突き抜けたり、破れたりしてしまいますので。

特にフレーム端部は何重にも縫われ、補強されていることも大体理解しました。

座面は折り返された生地をまとめて一回ミシンを通して縫っただけでなく、さらにもう一度縫ってあり、かかる力を分散していることがわかります。

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こういった「観察」は何を作るときでもお手本となるので、建築の見学はもちろん、今回の裁縫のように初めてモノをつくるときは欠かせないものだとタメゴローは考えていますし、やはりとても参考になりました。

タメゴローのように、チェアの張り替えに初めてチャレンジされる方はぜひ、「観察」から始めましょう!

 

3.布のチョイスはナチュラル系で・・・

張地はせっかくなので、最近流行のナチュラル系のオフホワイトを取り入れて、はんぷ(幌布)8号生地にしました。

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このタイプのチェアにはなぜか、オフホワイトやベージュなどの白系のラインナップが少なく、最近タメゴローが増やしている【白生地×木フレーム】系のキャンプ道具のコーディネートを考えると、とても欲しかった生地の色だったためです。

帆布 8号 生成り 最厚 カット単位 1.5m 連続カット

価格も1.5mで1500~2000円程度だったので、もちろん新品のチェアを買うよりも安いです。(あたりまえですが)

長く使うものなので、もっといい生地を使ってもいいですし、オリジナリティをだすのであればいくらでもこだわれる部分ですね。

本当はスノーピークの【take!チェア】と同等の”使い込むほどになじむ”と言われている”6号生地にしようかなとも考えましたが、家庭用ミシンを使うことを考えると8号程度でないと重ねた生地が縫えない可能性があったためこちらにしました。

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今回うまくいけば、次回は6号生地にもチャレンジしてみたいと思います。

 

4.型とりと簡単な生地端部の処理・・・

生地を決めたら、こんどは【型とり】です。

破れてしまった元の生地を置いて布用の色鉛筆でマーキング。

本当は【型紙】というものを作って作業をするものだそうですが、横着なタメゴローはそのままやっちゃいました。

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端部のフレームが通る部分はちょっと長めに生地をとっています。

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ゆるくカーブしているところはループのないところですが、生地の端っこなので、ほつれ止めの処理のため1センチ程度折り返して縫うためにとっています。

ループの端部も同じくです。

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型をとったらジョキジョキとはさみで【裁断】です。

どんどん形に近づいてゆくのが楽しいですね。

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生地の端部処理は、なんと両面テープでやっちゃいます。

これで生地を折り返した状態で固定し、そのあとミシンで縫ってしまおうという魂胆です。

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これはタメゴローが横着なゆえに採用した簡単な処理ですが、とても縫いやすく、結果的にやってよかったと感じています。

 

5.いざ!ミシン作業・・・

と、ここまで「ミシンでの作業が前提」みたいな書き方をしていましたが、実はタメゴロー家にはミシンがありませんでした。笑

買ってもよいのですが、どんなミシンがいいかもまったくわかりませんし、「とにかく一度使ってみないと分からない」というのが大きかったので、今回はタメゴローの姉上様にお借りして作業をしました。

シンガー(SINGER)という160年続く老舗ブランドの家庭用ミシンの雄だそうです。

あんまりミシンのことを知らないタメゴローはふんふんとうなずくだけでした。笑

ちなみにタメゴローが個人的にAMAZONランキングを調べたところ、ベストセラーであり、かつ一番売れているというミシンが「ジャノメミシン」のJN508DXでした。

これは多機能化の進むミシン製品の中、基本性能は必要十分で、

・簡単な操作でわかりやすい
・凝った機能はない(初心者には必要十分な機能はあり)
・縫っていても安定感がある
・速度がフットペダルで調整できる

さらに高いのが当たり前のミシンの中で、価格も1万円程度とお手頃なのが売れている理由のようです。

タメゴローが趣味が高じて「ミシンを買う」となったらこれかな、と勝手に考えています。笑

JANOME 電動ミシン 「両手が使えるフットコントローラータイプ」 JN508DX

それにしても、小学校の家庭科の授業以来なので20数年ぶりのミシンです。

「針と糸は使う生地に合わせて買ってね」と言われたので、生地を買う際に手芸センターさんに聞いて購入。

針はデニムなどまで縫える「16番」、糸は引っ張りに対してもある程度強さのある「#30」の太さの「化繊糸」にしました。

色もたくさんありましたが、ミシンへたっぴタメゴローは縫い目が目立たないように、生地に近い白をえらんでいます。笑

端部を縫い上げてから、ループの部分へと進めてゆきます。

しっかりと折り目をつけて、

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タタタ・・・、と小気味よくミシンが走りました。

やはりやっているとなれてくるもので、最初は「低速」ダイヤルで縫っていましたが、そのうち「高速」ダイヤルで作業ができるようになりましたので、スピードアップ!

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インパクトドライバーでも最近のものは「手元ライト」がついていますが、ミシンでも手元のライトってやはり便利なんですね~。

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最後まで縫えたら外します。

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しかし、やはり端部の「生地を重ねて補強したい部分」は8号の記事でもミシンでは刃が立ちませんでした。。。

ここは手縫いをするしかないでしょう。

 

6.仮縫い完成・・・!

そんなこんなでとにかく形になったのがこちら。

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まだ端部の補強部分は手縫いしてませんが、なんだかそれっぽいものが出来上がった気がします。

この状態で実際に一度フレームに装着してみて、大きなミスがないかをチェックしました。

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幸い、ミスはなかったのですが、「やはり座面と端部の補強はしっかりしないといけないな・・・」という感触が得られたのが行幸でした。

 

7.補強と仕上げをして、完成・・・!

大きなミスがなかったので、端部の補強と、座面の補強縫いをして完成!

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どうですか?

初めて作ったにしては、上手くできた方ではないでしょうか?

けど、縫い目などはあんまりアップで見ないでくださいね。笑

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柔らかい印象の白の生なりの生地の中に、フレームの黒がシャープさを与えます。

この黒のフレームが木調や木材だと、もっと柔らかな印象になるのでしょうが、タメゴローはこのコントラストが個人的に好きです。

あっ、キャンプチェアなので、ちゃんと「折りたためる」かもチェックしなければ・・・。

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これも大丈夫でした。

ちゃんと、付属の収納用の袋にも入りましたよ。

そのうち収納袋も作ってみようかな。。。

 

8.やってみて・・・

裁縫”ド”素人のタメゴローがやってみて、作業時間は型とりから完成まで5時間程度でした。(ぼちぼちやっていたので、連続での作業ではありません)

ただし、最初の1時間はミシンの針のつけ方が間違っていて、どれだけやっても下糸が上に出てこなかったので、実質4時間程度だと思います。。。

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作業工程を理解したので、次は2時間ぐらいでできそうな気がします。(気がするだけかもしれません。笑)

ところどころの処理の仕方なども、ものすごく簡易にした、”はしょった”やり方だったと思いますが、キャンプチェアとしては大丈夫だったようです。

ミシンも最初に糸の通し方やボビンへの糸巻などを理解するまでは面倒でしたが、使い始めるととても簡単で、縫うスピードはめちゃくちゃ速いし、「ああ~、楽ちんだ」と感じ、今でも嫁入り道具として重宝される理由も実感できました。(タメゴローの奥さんはなぜか持っていないですが)

個人的には納得のゆく出来に仕上がったと思うので満足ですが、あとは使ってみて耐久性などを感じてみて、必要なら随時補強をしてゆきたいと思います。

張り替えだけでなく、ちょっとした補修など、こういったメンテナンスを行うことで道具に対する愛着も間違いなく増しますので、「やってみたいけど、難しいんでしょ・・?」って二の足を踏んでいる方はぜひチャレンジしてもらいたいと思います。

 

【AMAZON ベストセラーミシン】

JANOME 電動ミシン 「両手が使えるフットコントローラータイプ」 JN508DX

ADIRONDACK(アディロンダック)キャンパーズチェア




ADIRONDACK キャンパーズチェア ブラック


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