キャンプには様々な道具を持っていくと思いますが、中にはイメージ優先で選んだものや、使うと思い持っていったけど、結局使わないなんてものも含まれると思います。
しかし、この
「実際のキャンプでは活躍の場が少ないもの」
それをあえて持って行くことで、「キャンプ」という雰囲気をより味わったり、時間に追われる合理的な日常に対して、ある種無駄のある贅沢な時間を堪能できるものだとも感じます。
言わばキャンプ道具の合理性としては「帯に短し、たすきに長し」的なものですが、
「その長いのがいいんだよ!」
っていう道具たちですね。
そんな道具達の中でも、まわりのキャンパーが見たら、「こやつできるなっ!」と思われるような道具たちについて紹介したいと思います。
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それではさっそく行ってみましょう!
【ファイヤースターター】
チャッカマンどころかターボライターやガスバーナーが全盛のなか、マッチですらなく、あえてのファイヤースターターです。
マグネシウムの棒をこすって火花というか、プチ火種をつくるアイテムですね。
現代版「火打石」といえるでしょう。
ファイヤースターター ロングバーション
(”ロングバージョン”は棒部分が短いスターターが多い中、長く持ちやすいので力が入れやすく使いやすいタイプです)
これをおもむろに取り出して、ガシガシし始めたら、
「こやつッ!できるッ!」
となること請け合いですね。
十徳ナイフなどと一緒に取り外しが簡単なカラビナにつけておくと便利なのですが、火をつけるときしか使いません。
ファミリーキャンプには【大げさ感】満載ですが、実はマッチのように湿気らないし、ライターのようにガスを気にしなくてよいため、実際は結構使えるアイテムだったりするのがおもしろいところです。
煙草を吸わない人が増えてきたので、キャンプ用に一本持っておくのはおかしくない時代になるのかもしれません。
ですが、ライターの方が手軽につかえるので、やはり雰囲気モノにカテゴリーされると思います。
【シースナイフ】
折りたたみ十徳ナイフで十分なところを、単機能のナイフ。
それもシースナイフ(サヤ付きナイフ)です。
モーラ・ナイフ Heavy Duty MG
コンバットナイフや、折りたたみナイフの大きいものなどならナイフ素人などにもわかりやすくていいかなとも思いますが、それでは雰囲気の上質さがあじわえません。
そこをこの「モーラナイフ」は安く使いやすいく、さらにバリエーションも豊富なことで、ナイフ好きなら一本はもっているであろうアイテム。
こういった「わかる人しかわからない」ちょっと本気なナイフなどをもっていれば、中途半端に本気な感じがまわりにも伝わり、より本物の雰囲気を感じれてよいと思います。
やはりナイフは【ワイルドさの象徴】だと感じますので、ワイルドに見せたい男性は必携のキャンプアイテムでしょう。
ちなみにタメゴローは、レザーマンのペンチ付き折りたたみナイフである「フリースタイル」と、「オピネルの#8」がキャンプのお供という形におちつきました。
作業はフリースタイル、食事関係はオピネルと使い分けています。
特にフリースタイルの方は、ナイフを片手で開くことができるので、作業にはとても便利です。
もう一つの機能である「プライヤー(ペンチ)」も必要十分に使えて、熱いものをつかんだり、テントのペグを抜いたり、ロープをほどく時などとキャンプのいろんな場面で役立ってくれています。
また、クリップがついているので、ベルトがないパンツをはいていてもひっかけて携帯できるのでキャンプサイトではいつも持っていられます。
LEATHERMAN(レザーマン) Freestyle FST
オピネル#8の方はステンレスでないタイプを選びました。
炭素鋼なので切れ味が素晴らしく、もはや食べ物専用となってますね。
安くシンプルなのに安全機構もちゃんとついているのが”使える”要素のひとつだと感じます。
↑ひねるだけのブレードロック機構はシンプルでスバラシイ。
OPINEL(オピネル)#8
実際なにかと便利なのですが、これらも十徳ナイフでも事足りることを考えれば、はっきりいってこれも自己満足の域と言えるのでしょう。笑
【斧】
キャンプにつきものな「焚火」によく使われるようで、実際はあまり使われない【斧】です。
焚火で使うなら、素直に両刃の鉈の方が安全で、かさばらずに腰に吊るすこともできるのでおススメですね。笑
なにより多機能なナタでなく、より機能を限られるオノです。
【薪割斧】はキャンプには大きすぎるので、【手斧】と呼ばれる小ぶりなものがよいでしょう。
しかも斧用ベルトケースで腰に吊るしてたりしたらより最高です。
ハスクバーナ 手斧 (全長38cm)
タメゴローも実際にキャンプに持っていってますが、薪は乾燥させる必要があることからも、自宅から針葉樹の薪をすでに”いい大きさ”に割ったものを持ち込むことと、不足してもキャンプ場に売られている”いい太さの薪”を購入するため、整備されたキャンプサイトではあまり使いませんね。笑
焚火用の薪を現地で割るのであれば、あってもいいかもしれませんが、やはり「両刃の鉈」が安全でかつ事足りる感は否めません。
しかしキャンプという、非日常で【ワイルド感】をより演出できる斧は雰囲気重視の方なら案外いいアイテムなのでなないかと思っています。
焚火をしていると「ちょっと太いな」などと薪の太さを調整したいときなどはやはりあります。
そんなときに使うと、やはりナタよりも鉄の部分が頭に偏っていることと、その振りやすさから薪を割るにはとても使いやすく、使っていても「ああ、キャンプしてるな~」と強く感じることができるので、なんだかんだ言ってタメゴローのキャンプには欠かせないアイテムとなっているのでした。笑
ワイルドさを見せたいお父さん!
子供たちの前で斧をかっこよく使って、ちょっとワイルドな印象をつけましょう!
■まとめ
キャンプの非日常の雰囲気をよりひきたたてくれるアイテムたちでしたが、ナイフ類は危険が伴いますので注意していただきたいと思います。
しかしそんなことや、かさばる荷物のことなどは苦ともせず、ぜひまわりのひとには「こやつッ!できるなッ!」と思われるアイテムを導入していただき、子供達には「男とは、父とはワイルドなんだぜっ!」と気づかせてあげるとともに、非日常の中で少しのこだわりをもって「贅沢な時間」を過ごしてほしと思います。
まだまだ他にもありますので、気がむいたらかいてみたいと思います。
ファイヤースターター ロングバーション
LEATHERMAN(レザーマン) Freestyle FST
OPINEL(オピネル)#8
ハスクバーナ 手斧 (全長38cm)
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