【大物も釣れる!】筏釣りは最高の釣りプライベート空間です【初心者やファミリーも】

タメゴローです!

今回は【釣り】をしている方でもちょっと馴染みの無い方が多いであろう【筏(イカダ)釣り】です!

これが【大物が狙える】のに【ファミリーや初心者にもオススメ】の釣りなのです!

ぜひ家族でゆっくり!とか、初心者だけど何か魚を釣りたい!初心者の友人に何か釣らせてあげたい!って方はぜひ読んでいただけたらとおもいます~。

 

1.そもそも【筏(いかだ)釣り】って・・・?

筏(いかだ)と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、無人島からの脱出でしょうか。笑

形などは大きく違わないかもですが、釣りで使われる「筏(いかだ)」とは、「主にはチヌ(黒鯛)を釣るために発展した、海上に浮かぶ釣り場」を指すことが多いです。

筏は北海道から沖縄まで全国的にありますが、関西地方では特に人気で、イカダ釣りの名所としては、兵庫県の淡路島や三重県の古和浦、和歌山県の南紀白浜などが有名ですね。

筏の多くは、波の穏やかな湾内に設置された養殖のいけすの近くに、シンカーやロープなどで固定した木の床板で3~5m角ぐらいのスペースへ、渡船屋さんに船で渡してもらいます。

人気の地域では屋根付き、小屋付きなんてものもあり、釣り以外でもゆっくり時間を過ごせるところもあります。

しかも多くの場合、1つの筏には1家族だったり、知り合いグループのみ、一人で来ているなら一人だけ、なんて贅沢な乗り方ができます。(時期と渡船屋さんによっては、知らない人と相乗りもありえますが)

(↑これはファミリーではなく一人での釣りですが、よければイメージの参考程度に見てみてください)

波に揺られるのでもちろん揺れますが、同人数以上乗れる船に比べても夫雨滴に安定しており、揺れも少なめです。(タメゴローの友人で船は酔う、って人でも筏は大丈夫でした)

水深も10m~30mと、堤防ではありえない深さとなるため、魚種も多く、サビキでアジサバはもちろん、高級魚であるヒラメやマゴチ、それこそ回遊があればブリカンパチなんて青物まで狙えちゃう。

↑筏で釣ったカンパチの子供”シオ”

・・・そうなんです。

「筏って、チヌ(黒鯛)だけじゃないんです!」

 

これが言いたかった!

足場もしっかりしているのに、深場で魚種も多い。

大物狙いはもちろんですが、堤防のように近くに他の釣り人もいないプライベート空間は、まさに初心者やファミリーフィッシングにもってこいの場所、といえるのではないでしょうか。

最近は「筏ジギング」なんていう筏でルアー釣りをするジャンルもあるほどです。

タメゴローも筏でナブラが起きたりしたらジギングもしますし、アオリイカのシーズンにはエギングなんてルアー釣りもやってます。

水面まで3~50㎝程度で浮いている筏は、堤防やテトラポット、足場の悪い磯などと比べると、安全性の高いシチュエーションといえるのではないでしょうか。(それでもライフジャケットは必須ですよ)

そして船釣りのように船長さんの腕による部分も少ないし、湾内なのでオフショア船はもちろん、カセ(筏の船版)よりも揺れも少なく、天候による危険性も少なく安心。

どうしても酔う人は”最強の”酔い止め薬【アネロン】を買っておきましょう。



【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」 9カプセル ×3

船釣りでもこれが一番最強とのことで、船酔いするくせに船釣り大好きな兄に教えてもらってから、タメゴローも釣りには常備してます。

これ酔い止めなのに医薬品なのです。(ちゃんと効能が認められているということですね)

体調不良や天候が心配なら、電話をすればすぐに迎えに来てもらえて港まで帰れます。

そして深場でプライベートに釣りができるのに、船などに比べて金額も圧倒的に安い!

船釣りだと安くて7000円~15000円ぐらいはしますが、筏は一日中乗っててなんと!3000~4000円程度

しかも女性半額とか、子供無料ってところもあったりします。

ほら、筏って「釣り人にとってサイコーの場所」だとわかってきたのではないでしょうか。

 

2.予約の方法・・・

筏は基本的に予約制です。

(空いていたら朝でもOKな場所もありますが)

ホームページを検索したり、よく行く釣具屋さんに聞いて筏(渡船屋さん)の場所を検討しましょう。

大体「〇〇渡船」という名前が多いですね。

最近だとグーグルマップなどでもレビューを書いてある筏も増えてきましたが、書いてあることだけが正解とも限りませんので、参考程度にしておきましょう。

ネット予約をしている渡船屋さんもなくはないですがまだ少数派で、多くの場合は電話予約となります。

大体は船長さんの携帯につながるので、

「ネットで見て~」

「友人に聞いて~」

なんて感じで電話しましょう。

ぶっきらぼうな話し方の船長さんもいますが、親切な方が多いと思います。

そこで、

「〇月〇日に筏に〇人で乗りたいのですが、空いてますか?」

OKだったら、

「何時集合でどこへいけばいいか」

「今釣れている魚種」

「準備物の質問」

「筏にトイレがついているか」

「予定の筏は水深何mぐらいか」

「駐車場にトイレあるか」

などなどを質問しましょう。

特に駐車場などの場所は初めてだとわかりにくいので、詳しく聞いておきましょう。

チヌに限らずいろいろ釣りたいなら、

「五目釣りしたいのですが、何が釣れますか?」

と聞くと、それに適した筏に案内してもらえたりしますし、対象魚のご当地の仕掛けを教えてくれたりもします。

ネットの時代ですが、釣りはやっぱり会話が大事だと思います。

 

3.実際にいってみた(車中泊で前泊)・・・

ご参考になればと、タメゴローが小学生高学年の息子と二人で筏に行った時のことを書いてみたいと思います。

前夜のうちに渡船屋さんの駐車場に到着し、キャンピングカーで前泊です。

息子は風呂上りに寝間着で車に乗って、到着した瞬間夜のおやつパーティーに突入してました。

私も隣でビールを飲んでましたが。笑

前泊の場合は、駐車場の近くにトイレがあるか確認しておくと心配事が減ります。

渡船の集合時間が5時(冬は日が短いので早め)と朝が早いので、私も早めに就寝です。

集合時間の1時間前ぐらいには起きて、子供の準備と、持っていく道具などを準備します。(子供がおらず、持ち物の準備がしてあれば30分前でもいいですが)

集合場所に道具を運びます。

大体船着き場の船の近く、桟橋の上などが多いですね。

海を前に早く釣りをしたくてウズウズしてしますが、ここはグッとガマンしましょう。

まわりに同じような人が集まってくるはずですので、「ここで合ってたか」と心の中で安心しつつ、暇そうな人がいたら一期一会の精神で「今日は何狙いですか~?」「アジ釣れますかね?」なんて釣り人トークで時間を待つのもよいでしょう。

(結構こういったところでの情報はバカにできなかったりします)

しかしトークが弾みすぎるとモチベーションが限界値を突破してしまいますので、ほどほどにしておきましょう。

そして船長さんぽい人を見つけたら、予約の名前を伝えましょう。

船長さんは朝忙しいので、話しかけてもらえるのを待っていると順番が後にまわったりもしますので、こちらから積極的に行きましょう。

乗船名簿を書いたり、注意事項を教えてもらったりすることになるでしょう。

順番になったら船長さんの指示に従い、船に道具を運び込んで自分も乗り、ほかの人の邪魔にならないようにしましょう。

余裕があれば同船者の荷物載せるのを手伝いましょう。(子供がいる場合はおとなしくしておいた方がいいかもです)

船が予約者で埋まれば、筏に向かって、いざ出航!

短い船旅に、私も子供もここで興奮です。

さぁ、非日常がはじまりますよ~。

ワクワクがとまりませんね!

 

4.筏に上陸、さあ釣るぞ・・・

自分の乗る筏に着くと、船長さんから

「タメゴローさん、ここだよ」

的な言葉をもらいますので、船が停まったら速やかに荷物を筏に移しましょう。

おっと、ここで子供のことを忘れてはいけません。

筏に移るとき、ちょっと足場が不安定になるので、先にわたって手を差し伸べてあげるのがよいでしょう。

もちろん女の子とグループで行ったりするときにも使えるテクニックです。笑

またここで、道具を運びながら船長さんに

「〇〇を釣りたいんだけど、どっち方向(どの辺)がいいですか?」

と聞いておくと完璧です。

「昨日はこっちで〇〇が釣れたよ」

的な情報がもらえたりするので、やはり会話は大事だと実感できるでしょう。

お迎えの時間を聞いたり、早めに切り上げたかったら「〇時でお願いできますか」なんてことも伝えておきましょう。

「昼に一回廻ってくるからその時でもいいよ」

という船長さんもいますね。

 

さて、船が離れてゆけばあとは、めくるめく釣りパラダイスが開幕です。

だれもまわりいない、海に浮かんだ”超”プライベートな筏で子供や友人と釣り三昧がスタート。

一度、我が島(時間限定)を見渡し、さも満足そうにうなずいておきましょう。

はやる気持ちをおさえつつ、チヌ釣りならダンゴを準備したり、モーニングをしたりするのですが、とりあえず子供と一緒に椅子を出したり、釣り座を決めて荷物を配置しましょう。

子供といっしょにトイレもチェックしてみたりして、「水面だね~」なんて会話をするとよいでしょう。

ちなみにここは屋根が無いタイプでした。

フルクローズタイプじゃないと、女性だとちょっときびしいかもなので、その場合は船長さんにトイレに行きたい旨を電話して迎えに来てもらいましょう。

筏によってトイレは様々で、トイレ自体が無い筏もありますので注意です。(トイレットペーパー持参は必須です)

 

5.イカダサイコー・・・!

さあ、釣り座も準備できたら、最高潮に高まった釣りたい気持ちを海にぶつけてゆきましょう。

この日は子供と五目釣りなので、まずはアジやサバなどを狙う「サビキ釣り」からスタートして、泳がせ釣りの餌を確保しました。

ちょっと画像が無かったので別の時の写真ですが、いきなり釣れることもありますが、多くの場合、何度かエサを入れなおして撒き餌が効いてくると順調に釣れはじめます。

そして爆釣!

もちろん息子も私も一緒に興奮です。

子供と行くなら、側面から魚を観察することもできる透明の水くみバケツがオススメです。


TURELAX 釣り 透明な折りたたみ活かしバケツ16L 25cm メッシュカバー 付

2000円程度のメッシュ付きにしておくと、アジなどを海に浸けて活かしておくこともできますので、めっちゃ便利です。

(最近は荷物を減らすために、デカい活かしスカリやアジバケツは持っていかず、現地調達のアジなどをコレで海に放り込んでいます。)

ある程度アジが連れて子供が飽きたり、疲れたら泳がせ釣りの竿を2本ほど出して置いておき、ほったらかしで大物を狙います。

およがせは待っているだけなので、今度はダンゴ釣りをしてみることに。

自前のダンゴを混ぜてかかり釣りぽいことを。

息子に釣り方を教えて、エサをとられたら再度エサをつけて海に針を落とすところまで教えたら、あとはずっとそのサイクルをつづけてくれました。

ダンゴは握力が必要なので、最後の仕上げだけにぎってあげましたが。

エサがつつかれているのがわかるのが楽しいようで、

「あっ!今来てたのに~!」

なんて悔しがる姿が見れたら、反抗期の時に思い出すた目に焼き付けておきましょう。

上達してきたのか、ついにカワハギをゲット!

いきなりカワハギを釣り上げやがったぜ、コンチクショウ!など思いながら、共に喜び釣りを楽しみます。

 

疲れたりしたら、持ってきたレジャーシートを広げて朝ごはんとお昼寝(お朝寝?)タイム。

特に子供には無理させない方がよいです。

夏は特に熱中症もこわいですからね。

その後もオキアミで30センチオーバーのヒブダイが食ってきたりと、いろいろドラマがうまれるでしょう。

ちょっと早めにランチタイム。

この日は冬だったので、練炭コンロをレンタルして、なべ焼きうどんを食べました。

この後缶のカフェオレを温めておき、一緒に飲みましたが

「今まで飲んだカフェオレの中で一番おいしい!」

と感動してくれました。

夏だとBBQしてもいいよ、なんて筏もあったりしますので、いろいろ聞いてみるとよいでしょう。

(そういえば、BBQコンロをもって船に乗る人を見たことがあります。)

ランチが終わったら、子供はごろごろしながら持参したゲームタイム。

タメゴローも好きな釣りをしてるんだし、好きなことをしてゆっくりすごしてもらえればいいと思ってます。

筏の上をまったりとした時間と空気が流れ、まどろんでいた時に、

ジィジジジーーーー!

 

と、泳がせ釣りをしていた竿のドラグ音が鳴ります。

かかり釣りの竿を放り出し、竿をつかみアワセを入れると、どっしりとそれなりの手ごたえ!

子供もドラグ音に興奮してゲームをほっぽりやってきたので、竿を渡して引きを体感させつつリールをまいてゆきます。

浮いてきたのはマトウダイ!

これうまいやつや~!

ちょうど30センチの大きくないものでしたが、子供は大喜び!

「イカダサイコー!」

その後も40センチのマトウダイをもう一枚追加して時間となりました~。

30分前には片づけはじめ、帰り準備をし、おろしてもらった場所に荷物をまとめておきます。

船がやってきて、船長さんに釣果を聞かれますので、

「マトウダイ2匹釣れた!」

と子供が得意げに答えれば、船長さんもいい笑顔をかえしてくれることでしょう。

船にゆられて短時間の船旅を楽しみましょう。

港に到着すれば、荷物を陸にあげて料金を支払い夢の時間は終了です。

船長さんとお話をしたり、車に荷物を運び帰路につくこととしましょう。

6.まとめ

「筏釣り」いかがだったでしょうか。

チヌ(黒鯛)を釣ることで人気になった筏なのに、チヌ釣ってませんね!笑

ヒブダイ、カワハギ、アジ、サバ、マトウダイと五目達成しつつ子供と大喜びで家路につきましたが、タメゴローは「帰ってから魚をさばく」ということは今は忘れておこう、と思いつつ車の中で子供が疲れて寝るまでお話ししてました。

一人で行くのも集中できて楽しいですし、子供や家族で行ってもよし、友人同士でも楽しくないわけがないので、釣りは好きだけど、「筏釣りって、ちょっとハードルが高い・・・」なんて思っている方は、ぜひ一歩踏み出して体験してもらいたいと思います。

海の上で”超”プライベートな釣りパラダイスな空間があなたを待ってますよ~。

釣り大好きな、タメゴローでした~。

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子供と行くなら、側面から魚を観察することもできる透明活かしバケツがオススメです。

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