小さい車でもキャンプに行ける【大容量ルーフバッグ】は日常生活でも必需品だと思うのです

タメゴローです。

車に乗っていて「もう少し荷物が積めたらいいのにな」なんて思ったことがある方は多いのではないでしょうか。

タメゴローも同じ悩みを抱えておりましたところ「車を変えることなく、荷物を積める量が増やせて、いつでも取りつけ・取外しができる」そんな、とっても便利なアイテムに出会うことができ、ストレスがなくなりました。

それは、タメゴローが知ってからはいつも車に積んであり、もはや「生活必需品」になってしまった大容量【ルーフバッグ】というものです。

これなら小さい車でもキャンプに行けちゃいますよ。

 

1.もう少し荷物が積めたらいいのに・・・
  • 遠出してコストコに買い物に行ったけど、あまり車に積めない
  • IKEAで大物買いたいけど、車に入らないから郵送になる
  • DIYでべニヤ1枚なりを持ち帰りたいけど車に乗らない
  • ホームセンターで車借りられるけど返しにいくのが面倒

なんてことで、「もう少し荷物積めたらいいのになぁ」と思ったことありますよね?

もっと日常的だと、「荷物を積むと人が乗れない」、または普通車でもセダンなどトランクが小さく純粋に「荷物が全然積めない」なんてことも。

キャンプに行きたくても、クーラーボックスだけでトランクの6割終了、なんてことも。

 

そこでタメゴローの以前の記事

【ルーフキャリア】はキャンプはもちろん、日常生活の我慢まで減らしてくれる必須アイテムです~その1

でも触れましたが、最近は車に荷物を積む荷台である固定式の【ルーフキャリア】を取り付ける方が増えていますが、

今回はもっと簡単な【ルーフバッグ】のお話。

 

2.ルーフキャリアは便利そうだけど敷居が高い・・

【ルーフキャリア】タメゴローも取り付けており、とても便利なものではありますがやはりデメリットもあります。

主には

  • 高さの低い立体駐車場などに入らない
  • 取り付ける一式買うと1~3万円ほどする
  • 走行中に風切音がする
  • スタンドの洗車機を利用できない
  • 車のデザインを邪魔する場合がある
  • 荷物が雨ざらしになる

といったところでしょうか。

タメゴローのような田舎住まいであれば立体駐車場でなくても、スーパーなどに平面駐車できることが多いですが、都会住まいの方だと自宅マンションも、駐車場がピロティになっているなど高さ制限がある場合も多いでしょう。

そういった場合だとルーフキャリアは「つけたいけどつけられない」となってしまいます。

また、高さはいいんだけど、

  • 「自分の車にどれが合うのかわからない」
  • 「どれを買ったらいいのか選ぶのが難しい」

というように、種類も多くラインナップされている固定式のルーフキャリアは、車に詳しくない方、特に女性の多くは”ちょっと敷居が高め”に感じる方も少なくないかもしれません。

 

3.ルーフバッグという選択肢

そういった方々にタメゴローが超オススメしたいのが、【ルーフバッグ】というわけです。

これは名前の通り、ルーフ(屋根)のバッグ(袋)で、車の屋根にとりつけるバッグですね。

”車が背負うリュックサック”のようなイメージです。

日本人にはあまりなじみがありませんが、車大国アメリカをはじめ海外では日常的に広く使われている荷物を運ぶ方法です。

(出典:Amazon)

ルーフキャリアの上はもちろん、ルールレールだけついている車でも、中にはルーフバッグ自体も使わず「車の屋根に荷物をロープでくくりつける」なんて国も少なくないです。

(出典:i drive safty HP)

日本人的感覚だと「ありえない」でしょうが、世界の人々はとても貪欲に車で荷物を運んでいるのです。笑

(出典:NAPA Know How Blog HP)

ですので、日本人も屋根の上をもっと積極的に使わないともったいないと感じますね~。

そんな生い立ちからか、ルーフバッグのメーカーも日本のものでなく海外の製品が多いです。

そして、そんなルーフバッグの最大のメリットはやはり

「使うときだけ取り付ける」

ことができることでしょう。

いつもは取り付けずに、必要な時だけつければよいのはとっても気楽です。

これにより、車高の問題やデザイン性なども損ねることなく”良いとこどり”しながら、簡単に荷物を多く運べるようになります。

しかも「機内持ち込みサイズのスーツケース10個分以上」の425Lと大きなサイズでも、コストは5~6千円程度(!)ととてもリーズナブルです。

この収納量!

コンパクトカーなどの大きくないトランク2台分ぐらい入ってしまうほどの容量です。

タメゴローはキャンプでも冷たく重いクーラーや、熱くなると危険なガスなど以外は基本的にこちらにすべて放り込んでしまってます。

イスやテント、テーブル、マットまでびっくりするぐらい入ります。

ルーフキャリアだと1~3万円とかかるところを、簡易なルーフバッグだけで運べる荷物の量が圧倒的に増やせてしまうわけですね。

それに多くのルーフバッグは防水性のあるものとなっており、中に入れたものが濡れる心配が少ないです。

(荷物を絶対に濡らしたくない場合は「100%防水」とうたっているバッグでも、中の荷物をビニール袋などでくるむとより安心です)

タメゴローもキャンプの行帰りなどで、強めの雨に降られたことがありますが、家について中の荷物はを取り出してもまったく濡れていませんでした。

次はそんな便利なルーフバッグ、どんなのものがよく使われているかですね。

 

4.どんなルーフバッグがいいの・・・?

タメゴローが使っているルーフバッグは、


ルーフキャリアバッグ防水 カーゴバッグ 425L大容量 折り畳み 防雪 防風 防雨 95x95x46cm (ブラック)

と、やたらと「防雨、防風、防雪」を前面に押し出されている【AUPERTO】です。

タメゴローは無いのでつけていませんが”ヒッチキャリア用”のものもあり、併せて使ってもよさげでした。

 

Amazonランキング1位常連のベストセラールーフバッグ


Amazonベーシック ルーフトップカーゴバッグ ブラック 容量425L

と容量も同じでとても迷ったのですが、より防水性が高いとうたわれているAUPERTOにしました。

これらは基本的にルーフレール装備の車に使うことを想定されているので、キャリアやレールが無い車に載せる場合、付属のベルトだけでは車に設置できません。

バッグのストラップとは別に、荷物を固定するためもう2本、下のようなベルトが必要です。

カーメイト ハイグレードベルト inno 4m ブラック IN717-5

4mが2本あれば425Lぐらいのバッグでも固定できます。

タメゴローはルーフキャリアをつけているので、それに使うベルトで固定してしまってます。

あとルーフキャリアをつけていないので、バッグが前後に移動(滑る)ことを防止することと、屋根のスレ傷防止に、下のような滑り止めのマットがあるとより安心です。(無くても使えますが)


滑り止めシート Siivton すべり止めマット ノンスリップシート

これは92㎝×100㎝と大判でしっかりしててよいです。

バッグ本体は収納袋に入れておけば、車のトランクに積む時は30㎝角ぐらいコンパクトになるので邪魔になりません。

ルーフバッグの袋に、バンドとノンスリップシート、全部一緒に入れておくと便利です。

では次は普通の車に実際にルーフバッグをとりつけてみたいと思います。

 

5.コンパクトカー(デミオ)に実際に装着してみる・・・

2019年の新車売上げは、

  • 1位:トヨタ プリウス
  • 2位:トヨタ アクア
  • 3位:日産 ノート

と、ハイブリッドとコンパクトカーがトップ3独占という結果でしたので、やはり多くの人に乗られているのはこういった車種と言えますね。

そこで、ルーフレールも無い、もちろんキャリアも積んでいないコンパクトカーであるマツダのデミオをチョイス。

そんな日本でとてもよく乗られているであろうルーフレールのないコンパクトカーであるデミオに、ルーフバッグをとりつけてみたいと思います。

ルーフレールがある車だったら、本当にすぐ載せられてしまうので楽すぎなのですが、ルーフレールが無い車でもひと手間足すだけで簡単に積めちゃいますので。

まず「滑り止めシート」を屋根の上に敷いて、その上にバッグを載せます。

(タメゴローは滑り止めシートを切って車内で使ってしまってるのでずいぶん小さくなってます。。。)

前と後ろの座席のドアに固定バンドが通るので、最初に位置を想定しておきます。

荷物を入れた重い状態でバッグを動かさなくてよいようにしておくと後が楽ですね。

バッグの向きは、防水のため車の前方にはファスナーがこないようにしておきましょう。

位置が大体決まったら、バッグのファスナーを全開にしてべろりんちょ、と荷物を積む準備はこれで完了!

今回は小さい車でもキャンプに行ける!ということがわかってもらいたく「キャンプに行くぞ~!」といった荷物にしてみました。

  • テンマクデザインのTCレクタタープ(でかい)
  • Amazonベーシック8人用テント(でかい)
  • IKEAのマットレス×2(超でかい×2)
  • アルパインデザインのコット×3
  • キャプスタのフォームマット
  • 小川キャンパルのチェア×1
  • ワイドリクライニングチェア×1
  • パチノックスのチェア×2
  • (左下)機内持ち込みサイズの無印良品のスーツケース

左下のスーツケースのサイズ(着替えやタオルと想定)を考えると、それぞれのものがどれだけ大きいか分かっていただけるかと思います。

コットがあればIKEAのマットなどは実際キャンプでは不要ですが、わざと”かさばるもの”として追加しておきました。

実際には焚火セットコンロ、シュラフなどと入れ替えることになるでしょう。

とりあえずこれだけあれば、あとはクーラーボックスやランタンや小物ぐらいでしょうから、車内のトランクで十分に入ってしまうでしょう。後部座席の足元に荷物を積まなくても大丈夫です。

もちろんこの量は楽勝でルーフバッグにはいりますので、隙間には追加で荷物を入れてゆくつもりです。

中に荷物を詰めてゆき、バッグの底面ができるだけ均等になるように、さらに柔らかいものを下にしておくと屋根を傷めにくいです。

どんどん入れてゆきましょう。

荷物が少なく見えるのは”2槽”に積んでいるからですが、やはりまだまだ余裕で入るようだったので、中央あたりに冬用のダウンシュラフ(未圧縮)×2と、ポリタンクを追加で詰めました。

重いものを屋根の中央部分に載せると屋根がたわんだりしやすいので、重いものは後ろや側面において軽いものを中央部に積んでゆくことをオススメします。

【踏み台】があると作業も楽で速いし、キャンプではポリタンク置きなどにできて便利。

まだまだ余裕だったので、さらに最近タメゴローお気に入りの【ソロキャンプ用アルパインデザインのポップアップテント】も追加でドサッと入れちゃいました。

スゴイ量がどんどん収納されてゆきますが、実はまだ少し余裕があるぐらいです。

これぐらいかな、というところで側面の壁部分を上に引っ張り上げてみると、

このように楽勝で収まってしまいます。

とりあえずこれぐらいとして、フタをかぶせるように左右のファスナーを閉じてゆき、車の”後ろ側”で合わせて、

雨除けフラップを下げてファスナーにかぶせてあげれば防水もばっちり。これで収納は完了。

次はバッグを車に固定してゆきます。

四つの角にそれぞれ2つづつストラップがついてますので、そこにベルトを通し、

室内を通して反対側のストラップも同じように通し引っ張ります。(ちゃんとドアを開けて作業しないと、ドアごと固定してしまいドアが開かなくなるので注意ですよ。笑)

このとき車内を通すベルトの位置によっては座席に座った頭の邪魔になったりするので、前後の位置を微調整しましょう。

(邪魔でどうしようもなければベルトを車内で【X】になるよう前後で止めることもオススメです)

前後とも通し、しっかりと固定できたら、余ったベルトを風ではためかないように結びまとめましょう。(ベルトが風で車体を叩く音は結構気になります)

雨の日だとこのベルトを伝って、水がにじみ入ってくることがありますので、できれば雨以外で使うことをオススメします。

最後にバッグ付属のベルトで荷物を圧縮しますが、ここであまり強く締め付けすぎると屋根やドアのパッキンを傷めることがあるので、荷物を揺らしたりして張りをなじませて、荷物がずれないことを確認しつつ、全部のストラップが同じように張っている状態がベターだと思います。(バッグの説明書もちゃんと参考にしましょう)

バンドを張りすぎて屋根がへこんだ、なんてことがないように!

と言っている間に完成!

初めてやる時はちょっと時間がかかるでしょうが、慣れてしまえばあっという間にできるようになりますよ。

固定できたら、ちょっと走ってみてブレーキでズレないか、バンドの張りは大丈夫か、などをチェックするとより安心です。(もちろん急発進・急ブレーキは止めておきましょう)

このようにコンパクトなデミオで問題なく載せられるので、セダンや一般的な車(プリウスなども)でも十分に使えることがわかって頂けたのではないでしょうか。

あと、タメゴローは背の高いRVである78プラドに乗っているのですが、ルーフに荷物を載せるのは背の低い車の方が圧倒的に楽で便利ですよ。(うらやましいぐらい)

 

6.ルーフキャリアと組み合わせると最強説・・・

ここまで【ルーフバッグ】単体での利用を基に説明してきましたが、実はルーフキャリアと組み合わせると最強になります。

キャリアがあることで、

  • バッグの固定が簡単(早い)
  • 荷物が安定する
  • ある程度重いものでも安心
  • 車内にベルトを通さないので雨の日でも安心

と良いことづくめで、使いやすさが格段にアップします。

タメゴローの車はルーフキャリアを固定しているので、付属のストラップのみで固定できますし、車内にバンドを通さないので雨の日でも車内にポタポタくる心配もありません。

バッグで屋根上収納の便利さを知ると、やはりキャリアが欲しくなると思います。

 

7.まとめ

いかがだったでしょうか。

とってもコスパよく、簡単に、小さな車でもキャンプに行けてしまう程の荷物を載せられる【ルーフバッグ】

タメゴローも日常的にもトランクに積んであり、量があり濡らしたくないものがある場合にぱっと取り付けて使ってますし、奥さんの車の屋根にもつけたりと便利に使っています。

これを知ってから、買い物の量や、荷物のトランクスペースを心配することがほぼなくなりました。(限度はありますが笑)

キャンプで持って行くものの制限はもちろん、日常的なストレスがとっても減りましたので、もはやなくてはならない道具となっています。

車に乗っていて「もう少し荷物が積めたらいいのにな」「キャンプいきたいけど車小さいからなぁ」なんて思ったことがある方はもちろん、「固定式のルーフキャリアを積もうか迷っている」、なんて方はまずこういった簡単なルーフバッグで試してもらうのがとてもよいでしょう。

そして”積めない”などの日常的なストレスから解放されてほしいなぁ、と思うタメゴローでした~。

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