タメゴローです。
薪ストーブの大事な燃料である、薪や玉切り、原木の【保管状態】、その中でも雨ざらしでの放置の結果である【キノコ化】について書いてみたいと思います。
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「原木」をチェーンソーで玉切りにすると、薪割りができる状態の「玉」になります。
さらにその「玉」を割ると「薪」になります。
どの状態かによって、呼ばれ方は様々ですが、基本的には木ですね。笑
タメゴローは「薪」となった状態で、少しの間【雨ざらし】にすることで、
- 皮のあいだに入った虫を殺し虫害を防ぐ
- 道管という木の血管を開かせて、早く、よく乾燥するようにする
ように努めています。
しかし、この【雨ざらし】、やりすぎると木に”良くない変化”が表れます。
それは
【キノコが生える】笑
ということです。
このキノコ化。
実はけっこうやっかいだったりします。
キノコの生えた薪は、養分を吸われ痩せてゆき、スカスカになって比重が軽くなってしまいます。
言うに及ばす、このスカスカ状態の比重の軽くなった薪は、火持が悪くあっという間に燃え尽きてしまい、焚き付けぐらいにしか使えなくなってしまいます。
せっかく良い状態で入手した広葉樹などが、保存状態のせいで残念なものとなってしまうのです。
さらにこのキノコ化は、まわりの原木や薪にも拡散してしまいます。
放っておくとどんどん広がり、今は無事な薪でも、あっという間に胞子を出すキノコ祭がはじまってしまいます。
そして最終的には、薪の山がキノコの山に変わってしまうほどですので、キノコをみつけたら、その薪や原木は隔離させましょう。
ここまで、キノコ化の恐怖を書いてきましたが、【軽度のキノコ化】であれば問題なく薪に使えますので、安心して下さい。
鉈などで大きなキノコだけ払って使いましょう。
タメゴローは小さいキノコならついたまま炉にほうりこんでいます。
大変なのは、中身までスカスカにしてしまうほどの【重度のキノコ化】ですので、見つけたら隔離したり燃やすなど、早めの対処をすることを心掛けましょう。
みなさんも、キノコ化のない、べっぴんさんな薪を育ててもらい、気持ちよく薪ストーブに使ってもらえたらいいな〜と、思うタメゴローでした。
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今年1月に伐採した我が家の薪原木(ムクノキ・エノキ)にもマイタケのようなキノコが生えてしまいました( ;∀;)
このまま薪割りをして、薪棚に収納しても支障ないでしょうか?
から揚げ隊長さん
はじめまして。
コメント頂きありがとうございます!
キノコ生えますよね~。
うちも長雨を越えてしまったものは見事に栽培されてます。笑
キノコが生えてもキノコをある程度むしって割り、天日で乾燥させてしまえば大丈夫といえば大丈夫ですが、別に分けておくスペースがあり湿度の高い時期や長雨が続くようなら良い薪とは別にして積むことをお勧めします。
キノコはいつでも胞子を撒いてますので、水分が潤沢にあるとせっかくの良い薪までキノコが移りますから。
ご注意頂いて最高のストーブライフを送って頂きたいと思います~。