タメゴローです!
薪ストーブをやっている人の多くがそうであるように、実はタメゴローも【キャンプ大好き人間】だったりします。笑
キャンプに行くことはもちろん、キャンプ場でする遊びやキャンプサイトのレイアウト、セッティングなどを考えたり、またその道具なども見たり調べたりすることも大好きです。
そんなタメゴローなので、キャンプに使う道具にもこだわりがあるのですが、その中でも特に、キャンプ用の
【折りたたみ椅子】
いわゆるキャンプチェアですが、これには特に強い思いを持っています。
今回は、そんなキャンプチェア(折りたたみイス)についてです。
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■キャンプは椅子で変わります・・・
キャンプでの快適性を大きく左右するのは、寝るテントや上屋であるタープを別とするならば、一番身を預けている時間の長くなる【椅子】なのは明白です。
この椅子にこだわることで、キャンプのアクティブさ、リラックス度などが大きく左右されてしまうものなので、とても大切なアイテムなのです。
思えば今まで、いろんなタイプのキャンプチェアを使ってきました・・・。
その他いろいろと・・・・
全部自分で持っていたわけではありませんが、友人に借りて使ってみたり、キャンプ場でみかけて気になったものを、帰ってから探してみたりと・・・。
そんな長い【キャンプチェア探しの旅】の末、ついに出逢うことのできたタメゴローにとって【理想の一本】となった椅子があります。
それが、【伝説の小川キャンパルタイプのチェア】です。
■小川キャンパルタイプのチェアって・・・?
この椅子を作っていた、「小川キャンパル」という会社は現在では存続しておらず、別の会社に吸収されてしまっていますが、製品としては継続して販売されています。
小川タイプのキャンプチェアは、多くのキャンプチェア愛好者を魅了して止まない一本なので、当然ファンも多くご存知の方もみえるとは思います。
実際に販売されているのは、
【小川キャンパル】
ogawaアウトドア キャンプ ハイバックチェア コットン
【コールマン】
コールマン チェア レイチェア
【アディロンダック】
ADIRONDACK(アディロンダック) キャンパーズチェア ブラック
が、同等の椅子としてラインナップされていますので、自分のキャンプ道具のブランドに合わせて買うのが一般的でしょう。
ブランド関係なしでタメゴローのおススメとなると、アデイロンダックのものが、バランスがとれていると思いましたが、【アディロンダック】のチェアは2017年になって流通が減ったのか、常に取扱いのできない状態になっているようで、2017年以降の現在ではやはり【小川】のコットンタイプが一番のおススメになります。
(2021年追記:オガワタイプがこぞってコストアップする中、キャンピングムーンからコスパ最強のオガワタイプが出ました!
キャンピングムーン プレミアムハイバックアームチェア
座面の補強や素材などとてもよさげなのに安い!)
この【小川タイプ】のチェアの特徴は、
- ひじ置きがあるアームチェアで座り心地が最高
- 絶妙な座面の高さ
- ハイバックで椅子寝できる
- 特殊フレームが小さく収納でき、かつ軽い
というものですね。
ちょっとそれぞれについて説明してみます。
1.アームチェアで座り心地が最高
これは言うまでもないことかもしれません。
タメゴローがさまざまな椅子を座り比べ、やっと行き着いた座り心地ですので、まちがいありません。(経験が根拠ですみません。笑)
食事をするにも、ゆったりリラックスするにもなんとも絶妙な座り心地で、膝のうらなどもフレームにあたることなく痛くなりません。
また、ホームセンターの椅子にありがちな、体重が一カ所に集中してしまうようなこともなく、座面および背もたれでうまく分散してくれるため、長時間座っていても苦痛などありません。
また、コットン製のものであれば椅子が身体になじんでくると自分の身体の形に合ってくるのでさらによい座り心地となります。
さらに、「アーム」があることで、自然と腕が置けるので、アームの無いものと比べるとリラックス度が雲泥の差となります。
このアームはアルミのフレーム素材と同等でアルミのものが多い中、これらの椅子は手の置かれる部分に工夫がされています。
小川キャンパルとコールマンは木製のものが、アディロンダックは布地と同じ布でくるまれており、夏など気温の高い中だとアルミが熱くなってしまうところを過熱されず、冬もひやっとせずに肌触りもよくとても快適です。
ちなみにコールマンだけはちょっとアームが短めなのですが、これはテーブルと組み合わせたときに、より深くテーブルに近づくことができるようになっているからです。
イス単体としてみれば長い方がリラックス度は高いものなので、このへんは好みによってチョイスしましょう。
2.絶妙な座面の高さ
一般的なキャンプスタイルでの椅子の座面の高さは、高さ40~45センチ。
これは住宅のダイニングチェア(食卓の椅子)によく使われる数値です。
万人に使いやすい高さなので、非常に融通がきき、何の疑問もなく使えるものになっているかと思います。
しかしこれに対して、もっとゆったりとしたスタイルでキャンプをしようよ!と現在進行形で流行している【ロースタイル】。
椅子もテーブルも低くセッティングし、身体を地面に近く、ゆったりとしたキャンプスタイルですね。
このロースタイルで使われるチェアは当たり前ですがとても低いものとなっており、座面の高さも15~30センチ程度のものが多いですいます。
人間も動物であるため、地面や床に近いほどリラックスした状態で休むことができるという習性をキャンプスタイルに上手に取り入れたものでありますが、一つ難点がありました。
それは【座面の低さ】です。
定番でありつつ、ロースタイルではちょっと座面高めの部類である、不動の人気の【カーミットチェア】で約30センチ(布地の沈み込みは別として)、
【正規品】 カーミットワイドチェア Black
【コールマン チェア コンパクトフォールディングチェア】で約28センチ
コールマン チェア コンパクトフォールディングチェア
と、座面高めのものでもこれですので、その低さがよくわかります。
このロースタイルチェア、くつろぐにはとってもよいのですが、キャンプでは、料理もすればアクティビティを楽しむこともあるので【椅子に座りっぱなし】ということはまずありえませんよね。
その特有の低い座面のため、立ち上がるという動作が身体の負担になりやすく、特に高齢の方だと一般タイプの座面が好まれる傾向があるほどです。
言わば、「よっこいしょ~!」という動作が多くなってしまうわけですね。笑
そこで、小川タイプのチェアなのですが、このタイプの座面はおおむね35~36センチとなっており、一般のものとロースタイルのちょうど中間の高さにあたります。
そのため、一般の高めの椅子よりリラックスでき、ロースタイルのものより立ち上がりなどの動作がしやすい、絶妙な高さだと感じることができるのです。
3.ハイバックで椅子寝できる
これは快適性を語るうえで、重要な部分です。(と、タメゴローは信じています笑)
- ゆったり焚火をみながらの椅子でのうたた寝
- ちょっと一休みでのうたた寝
と、うたた寝ばかりですが、これが最高に気持ちよく、またこのハイバックの椅子だからこそできる特権ですね。
うたた寝というジャンルではハンモックも最高なので捨てがたいですが、今回は椅子についてなので割愛します。
(ハンモックをキャンプで使いたい方はこちらの生地も参考にしてください:家でもキャンプでも、”場所を選ばず”ハンモックを楽しめる【自立スタンド】を自作してみた(DIY))
また、人間の身体にとっては頭の重さというのは実は過剰なものなのだったりします。
肩こりなどの首の疲労というのは、急激な運動などを除けば、生活の中で”頭の重さを支え続ける”ことだけで蓄積されるものです。
その重い頭を一時的に預けられる「ハイバック」は休息のできる椅子として、最も効果を発揮するところではないでしょうか。
ヘリノックスのウルトラライトチェアなどもともてよくできているのですが、やはりタメゴロー的にはキャンプチェアとしてはハイバック一択でおススメしてしまいます。
と、つらつらと書いてはみましたが、【論より証拠】。
一度そのハイバックに”頭を預けて”みたらわかります。
「こりゃ寝れるわ・・・」
と。笑
4.特殊フレームが小さく収納でき、かつ軽い
け座り心地だけを優先すれば他にもあるのですが、「キャンプ道具」として考えた場合、この要素は無視できませんし、オートキャンプなどではとても大きなものでしょう。
ディレクターチェアタイプなども座り心地はよく、さまざまなメーカーから販売されていますが、ことキャンプとなると収納状態でも大きくて、重さもあることからとても扱いずらいものになってしまうものですね。
小川タイプは、この収納性まで優れているものです。
たっぷりとした座面で、ハイバックにもかかわらず、ホームセンターのキャンプチェアと比べても、収納時は長さが長くなる程度でとてもスマートな収納状態です。
さらにアルミフレームを使っていることから、スチールや木製に比べてとても軽量で、収納時の持ち運びはもちろん、椅子状態での移動も片手で軽々できるものとなっています。
キャンプにはやはり軽さというものは大きな要素だと感じますので、これは大きなアドバンテージだと思います。
ちなみにフレームの色で黒色(ブラック)があるものもふえてきましたので、デザイン的にも布地とのコントラストが強くなり、しまって見えるので高級感が上がる傾向があります。
■キャンプチェアとして大事なのは・・・
上で書き連ねましたこれらの要素は、どれか一つだけ突出しているものは世の中にたくさんあると感じます。
しかしこれらすべてを、コストも含んでバランスよく得られるものというものは非常に少ないのが現状です。
この【小川キャンパルタイプのキャンプチェア】は、これらを高レベルで兼ね備え、さらにコストともバランスがとれている秀逸なキャンプチェアだとタメゴローは感じますので、キャンプチェアに迷ったり、何かいい椅子がないかな、と探している方にはとってもおススメしたい一品です。
タメゴローは家でも中庭で使っているので年中座っていますが、飽きることない心地よさとユーザビリティの高い使い勝手は、使うほどに感心させられています。
ぜひ一度、キャンプだけでなく家でも使ってみて、【椅子寝できる気持ちよさ】を味わってみてほしいと思います。
【小川キャンパル】でおすすめは
ogawaアウトドア キャンプ ハイバックチェア コットン
カラーラインナップもあり、特に座り心地に関しては小川は”王道かつ至高”と、タメゴローは思います。
【コールマン】でおすすめは
コールマン チェア レイチェア
レイチェアのアドバンテージは、何と言っても背もたれの「リクライニング機能」ですね~。
【アディロンダック】でおすすめは
ADIRONDACK(アディロンダック) キャンパーズチェア ブラック
これはコスパのよい小川タイプですね。
どうしても持ち運びや収納にコンパクトさが必要だから【ヘリノックス】!というのであれば
Helinox(ヘリノックス) キャンプチェア サンセットチェア ブラック
ヘッドレスト付きタイプも、実はあるんです。
ハイバックでないタイプは、キャンプ場だけでなくフェスや運動会などでもよく見るようになってきました。
やはり【極限まで小さく収納できる】というアドバンテージは、他のメーカーでは手に入らない機能です。
2021年追記:さらにコスパのよい【キャンピングムーン】が出てきました!
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