タメゴローです!
平成27年10月から
チェーンソー使用時には防護服の着用が義務化
されるという情報を機に、かねてより購入を検討していた、チェーンソー作業用に必須の防護ズボン【チェーンソーチャップス】を導入しておりました。
やはり一度使ってしまうと【無しではチェーンソーを振る気にならない】というほどの安心感を得られるものでしたので、使ってみての感想などを書いてみたいと思います。
1.チェーンソーチャップスは格安の保険みたいなもの・・・
タメゴローの過去記事
でも触れてましたように、チェーンソーのケガは全て大怪我になりますし、最悪の場合は命の危険すらあるものです。
やらしい話、そんな大ケガをすれば、
- 働けなくなった間に減るであろう「給料」
- 医者にかかる「費用」
- 薪作業ができない損失
- 日常生活に大きな支障を出すリスク
- 後遺症などの心配
といった”望まない費用”や”生活の不具合”まで発生するかもしれません。
そう考えると、
チェーンソー事故で60%ものケガが集中する足部
(出典:森づくり安全技術・技能全国推進協議会)
を守ってくれる、チャップス代なんて格安保険のようなものだと思います。
使ってみると、その守られているという安心感により、チェーンソー作業時に心の余裕が生まれたからか、はたまた緊張感で身体がこわばらないようになったせか、作業後の疲れが軽くなったように感じます。
2.従来の一般的なチャップスは・・・
従来から出ていたタイプですと、身体の前面だけに布がある形状で簡易にバックルで止めるものでした。
↓これはハスクバーナのものですが、ほかのメーカーもほとんど同様の形状です。
ハスクバーナ チェンソー プロフォレスト 保護エプロン 保護具 チャップス Husqvarna Pro Forest Apron Chaps [輸入品]
(出典:Amazon)
裏側からみると分かりますが、バックルの数も少なめで着脱は簡単でしたが、「体にフィットさせる」という考えのものではありませんでした。
(出典:Amazon)
そのため、しゃがんだり膝を曲げた状態で作業をすると、脛部分が浮いてきてしまい、 足首の側面が無防備 になってしまうものだったのです。
チェーンソーは「左足のケガ」が一番多いので、やはり気になってしまう部分でしょう。
また山の中で使っていると、太もも部はまだしも、ふくらはぎ部分のストラップや裾がビロビロしてしまい、地面近くの藪や小枝にひっかけたり、めくれあがってしまったということがあるものでした。
そんな”ちょっとした不満”は安全のために着用しているものであるため見逃せない要素となりますね。
プロの林業家の方の多くは、山に入る時に「チャップス」でなく
ハスクバーナ 防護ズボン クラシックII サイズM(50 )582335850
(出典:Amazon)
このような「防護ズボン」を履くため、軽作業時に着用するのがチャップスという感じなので、メーカー側もそこまでを求めていなかったようです。(上のものはズボンタイプでも安い部類(15000円しないぐらい)なので、”ズボン派”にはとてもいいと思います)
しかし薪ストーブユーザーであれば、安全なのはわかるけど、そこまでの大掛かりな装備は勘弁したい、といったところでしょう。
着脱の便利な”チャップスだけ”で全部こなしたいタメゴローもその一人でした。
3.不満を解決したチャップスなのに安いぞ・・・
前述したような、ちょっとした不満を解決しようと考えてくれたのはやはりハスクバーナでした。笑
主に足首周りの改良を行い、ユーザビリティーと安全性をアップさせたチャップス、それがこれ
ハスクバーナ チャップスIIファンクショナル L 582334954
(出典:Amazon)
ファンクショナルシリーズだというわけですね。
ちなみにAmazon choice商品にも選ばれているAmazonもオススメの商品のようです。
↓以下はハスクバーナホームページより転記です。
”チャップスⅡファンクショナルは、20m/s クラス1適合。
蛍光オレンジの配色と反射材(全面ロゴ、脚部ロゴ)で、天候の悪い日や薄暗い山林でも高い視認性を確保します。
ふくららはぎ部分がしっかり固定されるためずれにくく、フィット感に優れ、動きやすい。
使いたい時に簡単に装着できるチャップスは暑い夏やちょっとした作業のカジュアルユーザーにも最適なチェンソー防護具です。”(出典:ハスクバーナ)
とあり、安全性はもちろん、ユーザビリティーを高めているというものです。
しかも、コストも従来品と同じか、むしろちょっと安いぐらい(12000円しないぐらい)でうれしいものでした。
早速ごひいきにしてるAmazonでポチッとな。
アマゾンプライムに加入してるからか、次の日には届きましたよ~。
奥さんから「また何か届いたよ!」などと言う言葉を華麗に受け流しつつ(笑)、早速開封です!
厚めのビニールに入っていましたので、使い始めてからも収納時にはこれに入れています。
出してみると、
三つ折り状態で入ってました。
そして今でも三つ折りで収納してます。笑
繊維がサンドイッチされているので、もっとモコモコしているイメージでしたが、案外スマートな印象です。
安全性からわざと反射する素材でプリントされている「ハスクバーナ」のロゴもかっこいいですね~。
チャコールグレーをベースにしつつ、視認性を高めるブランドカラーのオレンジ色は、アクセント的に使われています。
日本の作業服にはまず無いデザインだな~、と感じますね。
ハスクですよーというタグは本社のあるスウェーデンの国旗ついてます。
ちなみにハスクはマスケット銃の製造から始まった会社なので、ロゴは銃口と照準をデザイン化したものだったりします。
腰バックルが大きいものとなっており、脱着はとても楽です。
前はスリットがベルト部分まで切れ込んでいるのでズボンタイプより”トイレ”も楽ちんです。
このズボンのような裾が大きく改良された部分ですね。
ここにもアクセントカラー、そしてマジックテープをバリっと開くと足のバックルが3対、
特にふくらはぎ部分はマジックテープもあるんだから、こんなにもいらないだろっ!てぐらいついてますが、これが足元に障害物の多い「山」ではありがたいフィット感を作ってくれるんですね~。
そして従来品からの改良がよくわかるくるぶし部分です。
写真ではわかりにくいですが、膝を曲げても長靴の緑のラインまで黒い裾がかぶってくれています。
チェーンソーで一番事故の多い箇所「足」のくるぶしなど少しでも守ってくれる、と強く感じています。
しかもふくらはぎ部分でフィットしてるため、立っても裾がゾロをひくことがありません。
また”長靴ごと全体的にカバーする形状”になっているので、”ちょっと作業”でアウターまで履かない場合や夏場の暑いときなどのチェーンソー作業で、おがくずも靴に入りにくいものとなってます。
”長靴感”がなくなってすっきりスマートじゃないでしょうか?(あれ?個人的に思っているだけ?笑)
あ、家で作業するときはバックルを全部するのが面倒なので、一番下のバックルだけ閉じて、あとはマジックテープで閉じちゃってます。
痛みやすい足首のすそまわり前面は補強されています。
従来品と比べるとやはり「裾廻り」がとてもよいですね。
これだけ改善されていてコスパまで良しなので最高です。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
チェーンソー作業では今や着用しないとならなくなった防護服。
その中でも「チャップス」は防護服の中では最安の部類ですし、脱着も楽で使いやすいものだと思います。
ケガをした時のことを考えるなら、おつりがくるほどありがたみがわかるものだと思いますし(そんなことになりたくないですが)、ぜひ「安全に薪活」をしていただくための参考にしていただければと思うタメゴローでした~。
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↓”かゆいところに手が届いてるハスクバーナの進化版”チャップス。タメゴローもコレ使ってます。20m/s クラス1適合で本当に安心。コストも従来版より安いぐらいでコスパ良。
ハスクバーナ チャップスIIファンクショナル L 582334954
(出典:Amazon)
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↓チャップスじゃなく、「防護ズボン」がいいって方には、ハスクの”クラシック”がコスパもよく、ベンチレーションなどの機能性もあってオススメです。
ハスクバーナ 防護ズボン クラシックII サイズM(50 )582335850
(出典:Amazon)