23年落ちのキャンピングカーを買っても大丈夫ですか?~キャンピングカーとの出会いは突然に~

タメゴローです~。

毎年恒例のホタルキャンプに、家族でいつものキャンプ場へ行った際の帰る直前のお話です。

テントサイトのひとつにどーんと置かれていた、大きな「ザ・キャンピングカー」

サイトに駐車されているけど、妙に生活感が無かったためふと気になり、管理人さんに尋ねてみたところ、

「お客さんのですが、売りたいそうで展示のため場所をお貸ししています」

とのこと。

ふ~ん、そうなんだ~?

それなら「ちょっと覗いてみようか」なんて軽い気持ちで妻と娘と一緒にキャンピングカーの内覧をしてみることに・・・。

・・・と、ここから始まることになった、タメゴロー家の「23年落ちのキャンピングカー購入検討」の、今回はその出会いについてのお話です。

同じ様に”古い”キャンピングカーの購入を検討されている方の参考になればと思い、書いてみたいと思います。

 

1.キャンピングカーとの出会いは突然に・・・

そんな軽い気持ちで「のぞいてみよう」となったキャンピングカーは大きなもので、キャブコン(キャブコンバージョン)と呼ばれるトラックをベースとした「ザ・キャンピングカー」と言えるタイプのものでした。

(※この時点では本当に軽い気持ちで、自分がキャンピングカー購入を検討するなんて頭に全くありませんでした・・・)

外観はブルーとホワイトのツートーンで、昔のアウトドアっぽいオーソドックスな色合いです。

車の前面にトヨタのエンブレムと車体の名前か、「CAMROAD(カムロード)」と書かれています。

トラックの顔に、背の高い架装した箱が運転席上部までくっついている、そんな形ですね。

タメゴローは「ハイラックス」や「ロデオ」などボンネットのある古いトラックの顔が好きなので、ちょっとこういった現代トラックベースなこの”顔”はあまりかっこいいとは感じませんでした。。。

全体的には綺麗ですが、設計事務所という仕事病でしょうね、窓やドア周りのコーキングのひび割れなどの劣化を目が拾ってしまいます。笑

外には手動開閉式の「カーサイドオーニング」も付いてます。

コレいいなぁ。

キャンプ場に着いてコレ広げたら机とイスを出すだけ、とテントもタープもいらないので、キャンパーにとってはある種”憧れの装備”ですね。

居住部への扉は、側面の助手席側で車の後方です。

ドアは二重になっており、開いた状態でも軽く固定できますし、網戸が別枠でついていますので、網戸だけでも使えます。

車の窓に養生テープで網戸貼らなくていいんだー。(当たり前かもですが笑)

外部はざっくり見たので、次は室内ですね!

 

2.内部を見てみると・・・

いよいよ内部に入ってみます。

ステップを登り入ってみると、右手にはしご付きの二段ベッドがどーん!

これすごい!カーテン閉めれば個室状態ですね。

娘は早速二段ベッドに潜り込み、「めっちゃイイね〜」とご満悦の様子。

正面に小部屋(マルチルーム)のドア、左手に冷蔵庫と、

 

収納と一体になったシンクのキャビネット。

「おお、すごいキャンピングカーっぽい!」

などと、当たり前のことを口に出してしまいます。

ガスやIHなどの加熱器はありませんでしたが、個人的にはプロパンガスとか扱いが怖そうだし、カセットガスのコンロを使えれば十分なので逆に好印象だったりします。

なるほど、キャンピングカーってこんな感じなんだ?

室内の高さは、180センチあるタメゴローが靴を履いて普通に立ってもまだまだ余裕があります。

さらに奥へ進むと右手に「ベンチシート」!?、左手に「テーブル」のある「4人分のシート席」があり、さらに奥には運転席が見えます。

「わぁ、広いね〜!」

なんて奥さんがいいながら、天吊の収納などを遠慮なくパコパコあけつつチェックしてゆきます。

この時代の車やキャンピングカーって、シートの布地(ファブリック)がみんなこんな感じで、古さを助長している気がしますね。

運転席の上部には日本地図のステッカーが貼られた大きな板があり、ここが手前に倒れてくる形で開き「バンクベッド」と呼ばれる二人分のベッドになるようです。

内装の基本的な仕上げは、床にクッションフロアー的なものが張られた上にオーナーさんが自分で敷いたと思われる、薄いカーペット敷き。

壁には日本地図や何故かツムツムのキャラクターステッカーが貼られてましたが、素材は建築でもよく使われている「ビニルクロス」と「ポリ合板」的なもの、天井も「ビニルクロス」か「ダイノックシート」的なもので木調となっておりました。

窓も思っていた以上に大きく感じ、カーテンをフルオープンすると照明が不要なぐらい明るくていい雰囲気。

収納の扉や家具調アイテムも、メラミンや合板などの「新建材」は少な目で、「無垢の木」をベースに作られているものが多く見受けられます。

キャンピングカーって、こんなに「無垢材」使ってものなんだ?

シート柄や家具調アイテムなどが使用感と時代を感じさせるものではありましたが、そこはワンオーナーだけあり全体的には汚い、と感じるものではありませんでした。

 

3.設備的にも・・・

また「設備」的にも、「FFヒーター」というエンジンと同じ燃料を使う暖房と、天井に「ルーフファン」という換気扇はついてますが、夏用エアコンはありませんでした。

入り口付近にトイレとおもしき小部屋(マルチルーム)がありましたが、ドアを開けてみると、床に防水パンと壁にシャワーフックがあることから元はシャワー室だったのでしょう。

現状はクローゼットとして使われているようでした。

トイレ、シャワーレス、と言うやつですね。

トイレはポータブルなものでもいいからあるといいなぁ。

なんてそれまで全く買う気なんて無かったくせに、そんなことを思いはじめながら、バッテリーなどもチェック。

運転用のメインバッテリーは交換したばかりとのことでしたが、キャンピング用に使う「サブバッテリー」はちょっと古くなっていたため交換が必要のようです。

運転席もチェック。

当たり前ですが、トラックライクな無骨な運転席ですが、バックカメラもついているようです。

ファブリックのシートはやたらと発色もキレイで、ミッションもATなのでタメゴロー奥さんも運転できそうでしたが、メーターは走行距離10万キロ手前を示しています。

でも年数の割に走行は少なめに感じますね。

それでもタメゴローの78プラドより近代的な雰囲気が、くやしかったりしなかったり。

車としての機能や、エンジンを見てもタメゴローにはわかりませんのでここでは割愛しました。(後日プロに一緒に来てもらうことになります)

 

4.見終わってから・・・

全て見終わり、車体後方の扉から出た瞬間、娘が期待を込めまくった目で、

「それで!お父さん!買うの⁈」

隣を見ると妻まで、最近見たことないキラキラした目で

「ちょっと古いけど、シートとか張り替えれば悪くないわよねぇ」

なんて言い出す始末。

そんな期待のこもった目線を受けつつも、自分的にもちょっとこのキャンピングカーの

「あの部分をこうやって直して家族で出かけたら」

なんてことを考えたりしてしまっていたため、管理人さんに車のオーナーさんから聞いている希望金額や情報を聞くこととなったのは言うまでもありません。。。

ちなみに提示された金額は年数と走行距離なりではありますが、やはり20年前のものですので、新車はもちろん現行品の年落ちのものより、とてもリーズナブル。

管理人さん曰く、「もう少し交渉できるぽかったでしたよ」なんてうれしいのかうれしくないのか判別の難しい言葉を背に受けながら、タメゴロー一家は本気でキャンピングカーの購入を考えることとなるのでした。。。

このつづきは後日書いて行く予定ですので、それもお楽しみにしていただけるとうれしいタメゴローでした~。

さてさてどうなることやら。


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