タメゴローです。
タメゴローには薪割り生活で、”日常的に使う”
【欠かせないアイテム】があります。
斧?
いえいえ、ある意味”もっと大事”なものです。
それは、
【安全靴・安全長靴】
です!
なぜ、必須かというと、それはずばり、
「安全で安心」
さらに
「作業効率が上がる」
のです。
安全靴は「安全で安心」
”やっている方”は身をもって知っていると思いますが、薪割りをしている時に、斧を振るって、”予想していないはじかれ方”をする場合があります。
斧の慣性力によって、強制的に身体の向きを「ぐりんっ!」と90度変えられたりすることもあります。笑
そんな斧がはじかれて、”運悪く”足の方向に向かってくることは、多くはありませんが、やはりあります。
恥ずかしい話ですが、タメゴローも普通のスニーカーを履いて薪を割っていた時、「あわや足の指が!」といった「ヒヤリ」がありました。
(その時は事なきを得ましたが・・・)
それからは安全のために、3シーズンは安全靴を履き、冬は暖かいので安全長靴をはいて薪割りをするようになりました・・・。
安全靴の「安心感」は作業効率を上げる
履いてみると、斧だけでなく、薪割り台に乗せる玉や、割った薪が「足の上におちてきても大丈夫」という安心感は大きいものだ、と実感できました。
玉を移動させたり、斧を振るう際に「足をかばって”知らず知らずのうちに”腰が引け目になっていたんだなぁ」と気づかされました。
遠慮せずに斧が振るえるようになりましたし、腰を入れて玉を移動させられるようになったりと、身体の疲れが格段に減りました。
また、十分に気をつけて作業をしていますが、「斧が足に当たったら」、「移動させている原木が足の上に落ちたりしたら」、といった緊張感が強かったので、それらを気にしなくてよくなったため、精神的にも疲れずに済むようになり、結果的に作業効率が上がりました。
もちろん、薪移動の際にも履いてます!
チェーンソーは本当にこわい・・・
また、薪あつめで山に入っている時も、山では「チェーンソー」と「くじらかぎ」をメイン使いますが、チェーンソーって本当に怖いんです・・・・。
↑ これはチェーンソーでケガをした場合の、患部の分布図です。
これによるとチェーンソー作業で、
ケガの60%は足首から下腹部までですが、20%は足首から先なのです。
60%の部分はチャップスでの対応が必要ですが、「20%の部分はチャップスでは防げない足首から先端」です。
(チャップスについてはタメゴローが別に触れている生地:
【ハスクバーナ チェーンソーチャップス】は、安心・コスパ良・使いやすい・カッコイイ!の超おすすめアイテムでした
をご参照ください。)
特に【左足】!
あなたの「左足」は、チェーンソーに狙われていますよ!笑
これは「靴」によって防護するしか対策ができない部位です。
ちょっと切ったぐらいならまだしも、肉を巻き込み骨ごと”一瞬で”両断してしまうチェーンソーは、する怪我が必ず大きなケガになりますし、足だと治るまでまず”歩けません”。
日常生活に大きな制約が出ますし、仕事もできる状態かどうか・・・。
楽しいはずの薪ストーブライフなのに、その薪あつめや薪づくりでケガをしてしまっては、台無しです。
そんなことにならないためにも、
【安全靴・安全長靴】
は、費用対効果の非常に高い安全装備なので、面倒くさがらずに履くことをおすすめします。
というか、必ず履いて欲しいです。
薪作業には、どんな安全靴や安全長靴がよいか
最低限の安全を確保するのであれば、つまさきのカップ入りのものでもいいと思います。
何は無くとも守る部分は?それは、世の中の安全靴がみんな「つま先」を守っているのが答えです。
とにかく「つまさき」から守りましょう!
ちなみにタメゴローが使っている【安全長靴】はコストも高くないものですが、選ぶ基準があります。
安全靴も安全長靴も、鉄製のトゥカップ(つま先防護)が入っており、踏み抜き対策あり、さらに汗がすぐ乾く「速乾素材」のものです。
ケイワーク 安全カラーブーツ 吸汗速乾裏地 つま先保護鉄芯入り(JIS適合品)
( ↑ これと同タイプのもの)
これは作業をしていると、長時間履きっぱなしになり、”足だけすごい汗”をかいた状態になり不快だったのですが、この速乾素材に替えてからは作業の快適性がずいぶんと上がりました。
金額で言えば速乾でないものと比べても、1000円ぐらいしかかわりませんし、水虫とかイヤですしね・・・。笑
タメゴローは山に入る頻度が低いので、この程度としていますが、山によく入る方や、長靴では安心できないなぁ、って方には、”ケブラー”などの防刃素材でできたものをオススメします。
(実はタメゴローも、これを買うように奥さんから指示を受けています。笑)
こちらは【定番】のSTIHL スチール チェンソー作業用ラバーブーツで、つま先からスネまでチェーンソー対策の安全基準「クラス1」準拠の防護材が入っています。
長靴の延長にあるタイプなので、防水性はバッチリですが、防護材がちょっと硬く、足首の自由度が低いので、靴が慣れるまで長距離の歩行はちとキビシイですが、あまり移動をしない玉切り作業などにはもってこいです。
使い慣れた方や、外人林業家さんはこれでどこまでも歩いていくそうですが。。。
ソールも山で使うことを前提に「ピンスパイク」が別売りでラインナップされていたりもします。
靴本体の価格は大体1.5万〜ぐらいです。
「このSTIHLなオレンジがイイっ!」ってファンが多いですね。
こちらの、ハスクバーナ プロテクティブ・ブーツ ライトは、ブーツの延長にあるタイプなので、すごく歩きやすいです。
見た目的に、「ガード的な」ものがないのですが、しっかりとクラス1準拠の防護材が入っていて安心です。
もちろんつま先にも「カップ」が入っています。
見た目も、登山靴ライクなので、山に限らず使えてしまいますので、いかにも伐採用っていうデザインやカラーが苦手な方にオススメです。
価格は大体2.5万〜程度ですね。
ブーツライクな”歩きやすさ”と”デザイン”は少々高めなようです。笑
まとめてみると・・・
危険でケガの大きくなりがちなチェーンソー作業や、薪割りの際に、安全靴を履くことで、「安全で安心」に、さらに作業を”こわごわ”しなくてよくなるので「作業効率」まで上がることが、わかってもらえたかと思います。
こういったリスクは減らせるだけ減らし、楽しみの比率を増大させて、薪づくりや薪あつめを楽しみ、ひいては薪ストーブ生活全体を楽しんでほしいな~、と思うタメゴローでした~。
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↓オーソドックスに「つまさきに鉄芯が入った長靴」はコスパよいので一番使いやすいです。
ケイワーク 安全カラーブーツ 吸汗速乾裏地 つま先保護鉄芯入り(JIS適合品)
↓チェーンソーから「つま先から足の前側膝下部分まで切断防止機能付き」で守ってくれる、チェーンソー作業の定番。
↓歩きやすく日常使いもできるデザインを望むなら