23年落ちのキャンピングカーの雨漏り修理~屋根のFRP防水は「ベランダ用」がとってもお得~

今回は

23年落ちキャンピングカー、雨漏りいっぱいな現状の把握

のつづきで、ヤバイことになっているとわかったキャンピングカーの屋根の雨漏りを「DIYで、安く、しかも全面的に」直してしまおう、というお話です。

1.屋根全面をFRP防水で覆う・・・!

タメゴローが採用した補修方法とは、住宅でも防水工法として使われてる【FRP防水】です!

しかも部分的に直すのではなく、「屋根を全面的に覆ってしまおう」という、後に一番雨漏りトラブルが出にくいであろう方法をとります。

(タメゴローのキャンピングカーは、元の屋根防水もFRPだったため、同種のFRP素材としましたが、アルミなど他の材料の屋根だとFRPがあまり適していない場合がありますので、ご自身のキャンカーの屋根の材料をまず確認して頂きたく思います。)

とはいえ、一般の方からしたら

「FRPはなんとなくわかるけど、FRP”防水”って?」

となるぐらい、なじみの無いモノだと思います。

「FRP」とは「繊維強化プラスチック」のことで、それで

船を造ったり、

お風呂のバスタブ、

遊園地のアトラクションを造ったりと、色々使える強度と防水性を兼ね合わせた、とっても便利な材料。

 

それを建物の屋根などの防水に”特化”させたのが「FRP防水」というものです。

特に分かりやすいのが、「木造住宅の2階のバルコニーの床」

バルコニーって、「なんかグレー色のザラザラした床」ってイメージですよね。(マンションだとモルタルとかシート貼りですが)

まさしく”それ”です。

こんな身近にある防水方法だったりしますが、今回タメゴローが使うのは、この「バルコニーの防水”補修用”材料」です!

 

2.とってもお値打ちな「バルコニー用、FRP防水補修セット」!

タメゴローの使った、屋根防水補修用材料のセットがコレ!


【FRP防水材料6点 キット/5平米用/補修・改修】軟質/イソ系/耐震 FRP樹脂/硬化剤/ガラスマット/ポリパテ/プライマー/トップコート付 セット

そう、単品の塗料とかでなく「防水セット」なのです!

・下地補修用の パテ

・密着度を上げる プライマー

・ガラスマット 幅104cm×5m

・軟質不飽和ポリエステル樹脂

・色の選べるトップコート

・硬化剤(樹脂とトップコートに混ぜて使用する)

これが全部セットになってるので、あとは道具さえあれば塗りはじめられます。

気になる価格も、なんと5㎡(約1m×5m)で1万3000円(!)程度と、業者さんにお願いするならと考えていた金額の10分の1以下!

タメゴローは屋根面積が7㎡ほどありましたので、これを2セット買いましたが、むしろ立下げ部分にちょっと足りないぐらいで焦りました。

さらにタメゴローは貧乏根性(笑)で確認しましたが、これをそれぞれ単品で同程度の数量を揃えると、金額的には倍以上しましたので、このセットは異常にお得だと思います。

 

特に材料としても「軟質」で「耐震」なのがミソ。

キャンピングカーって動くわけですし、箱体自体のねじれや動きがありますよね。

そこで「軟質」で「耐震」な材料とすることで、できる限りそういった動きに追従してもらおう、って訳です。(もちろん車用ではないので限界はあると思われますが)

道具持ってない、って方には「DIYで防水するのに必要な道具もセットになった商品」もありました。


送料無料!道具付き【FRP防水材料15点 キット/5平米用/補修・改修】軟質/イソ系/耐震 FRP樹脂/硬化剤/ガラスマット/ポリパテ/プライマー/トップコート/道具付 セット

タメゴローは塗装のためにローラー刷毛マスキングテープから養生用のマスカーなどまで、既に持っておりましたので6点セットにしましたが、そういった道具を持っていない方なら15点セットの方がお得で便利です。

ただし、キャンカーが汚れないように使う「マスカー」というビニールにテープがついたものだけは、300幅と覆える面積が小さいものがついているだけなので、2600幅とか車によってはもう少し幅広のものがあった方がいいと思います。(500円ぐらい)


【23日2時までP10倍】DCM 布コロナマスカー2600mm×17m 2600mm×17m|

あと安いものでよいので「マスキングテープ」「交換用ローラー」が2つづつぐらいはあるとよいでしょう。

どちらもトップコートの「色」「つるつるした平滑」「ザラザラした防滑か」が選べるのですが、タメゴローはできるだけ水が早く切れてくれる「平滑」の「ホワイト色」をチョイスしました。

屋根の上で滑った経験がある方は、ザラザラな防滑もアリかと思います。

 

3.FRP防水をする準備・・・

防水の材料や道具がそろって、「いざ防水するぞー!」ってとこまできたら、慌てずに作業の順番をチェックです。

タメゴローはざっくりと、次のような順番で行いました。

  1. 場所の確保と天気予報チェック!
  2. 屋根の掃除!
  3. ルーフファンなどを取り外す!
  4. 防水する場所以外を養生する!
  5. 屋根面の面あらし!
  6. 清掃とアセトンで脱脂!
  7. パテ処理とプライマー塗り!
  8. ガラスマットの仮敷き込み!
  9. エポキシ樹脂塗り①!
  10. ガラスマットの本敷き込み!
  11. エポキシ樹脂塗り②!
  12. エポキシ樹脂重ね塗り③!
  13. 屋根面の再度面あらし!
  14. トップコート塗り①!
  15. トップコート塗り②!
  16. ルーフファンなどを設置する!

この中でも、「掃除」と「ファンの取り外し」「養生」といったことに、思った以上に時間がかかってしまいました。

長くなってしまったので次回に続きますが、分かりやすくするため動画なども撮影してみましたので、参考にしてもらえるとうれしいタメゴローでした~。

+

+

■以下は今回使った材料です。


【FRP防水材料6点 キット/5平米用/補修・改修】軟質/イソ系/耐震 FRP樹脂/硬化剤/ガラスマット/ポリパテ/プライマー/トップコート付 セット
*

送料無料!道具付き【FRP防水材料15点 キット/5平米用/補修・改修】軟質/イソ系/耐震 FRP樹脂/硬化剤/ガラスマット/ポリパテ/プライマー/トップコート/道具付 セット
*

【23日2時までP10倍】DCM 布コロナマスカー2600mm×17m 2600mm×17m|


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA