23年落ちキャンピングカー、雨漏りいっぱいな現状の把握

タメゴローです!

いつものキャンプ場で突然出会ってしまい、家族会議の結果購入することとなった23年落ちのキャンピングカー

なんせ古いので、まずは現状把握からすることにしましたが、今回はその古さから一番心配していた「雨漏り」についてです。

これは思っていた以上に深刻だったので、古いキャンピングカーを購入する方は特に知っておいてほしいコトですので、ぜひご参考にしてもらえたらと思います~。

1.雨漏り含む現状把握・・・

手続きを終え、無事タメゴロー家に来た23年落ちのキャンピングカー。

いやーデカイですね!

少し広め(2.7m×6.0m)に作ったつもりの駐車場がパンパンです。

一般的には駐車場は2.5m×5.0mを基本としますが、キャンピングカー(トランクサルーン)は全長が5.3mなため、それでははみ出してたでしょうね。。。

子供達と「やっぱりでっかいなー」なんて言いながら改めてキャンピングカーを改めて確認することに。

外部をぐるっと回って、内部をみていると

 

ん・・?

んん・・・?

んんん・・・!?

いろんな場所に雨漏りと、それを適当に直したっぽい痕跡が・・・。

とりあえずハシゴを持ってきて、屋根を見てみることに。

うわぉ、真っ黒!

そしてアンテナや配線に非常にあやしい状態のコーキングが・・・。

雨漏り部分の真上はこのへんなので、一番ヤバそうアンテナのステーを外してみることに・・・

防水を傷めないように、そーっとコーキングを切ってゆき・・・

って、下地の合板見えてるやないかーい!

これはヤバイ!

え、ちょっとまって!

ってことは、もしかしてその他のコーキング部分も・・・

はい、ばっちり下地が湿ってました!

ありがとうございましたー。

これは他の部分もヤバイかも・・・

 

2.念入りにチェックしてみると・・・

いきなりアタリを引いてしまったことから、もう少し念入りに内部をチェックしてみることに。

バンクベッド天井の木製見切りに濃い水滲みがあるので外してみると・・・

天井のクロスが一気にたるみ、ぶよぶよな合板下地が現れました。

見切りを固定していたビスはさび付いたため、外している途中で折れてしまうぐらい腐食度。

長いこと漏れて、乾いてを繰り返していたのでしょうね。

これはさっきのあたりからぽいです。

 

その直下の壁もにじみがきてましたので、

思い切って壁をはがしてみることに。

はがしてみると、壁は案外強く接着力も残っており、内部の断熱材もあってか、角部のクサレだけといってよさそうでした。

次は天井を・・・

うーん。

これは案外広範囲で、50㎝程度の範囲は目に見えて湿ってました。

さらに一番ひどい角の一角を切り取ってみると、その上にはアンテナの配線のビスが飛び出していました。

上の合板の方がさらに濃い湿り方なのがわかりますね。

 

他にも、車の両側面の天井についている収納の内部に、内側からコーキングをつっこんだ後が・・・(なぜ外側を直さない・・・)

内部の天井面にこれだけ出ているということは、屋根面はほぼ全域に近い状態で広範囲にヤバくなってそうですね・・・。

 

ついでなので気になっていた、とってつけたような壁シートをはがしてみることに・・・。

上の写真の白い部分ですね。

はしっこからペリペリとはがしてゆくと、窓の下あたりで出現したのが・・・

うっひゃー!こっちの方がひどいかも!

臭いが一気にカビくさいものとなり、もう一つある窓もチェックしてみるとこれも同様でひどい有様でした。

とりあえず、シートを元にもどしておきました・・・。笑

うーん、キャンピングカーは

「天井のベンチレーター」

「窓」

からの雨漏りが多い、とは聞いていたので、「全面的にシーリングの打ち直し」は必要だろうと思ってましたが、これはそれどころではない、ということがわかりました。。。

 

3.どうやって直すか・・・

これだけ雨漏りがひどければ、普通なら車屋さんに言ってクレームをつけてもいい状態なのでしょうが、今回は個人売買だしどうせ対応はしてもらえないでしょう。

となると、当たり前ですがタメゴロー自身が、車屋さんにお願いするか、DIYで自分で直さないといけないわけですね~。

現状は想定よりひどい状態でしたが、住宅などの建築工事でも

「屋根防水は10年保証、それ以上はいつ雨漏りしてもしょうがない」

が建築業界のある意味常識ではありますし、23年も経っているキャンピングカーなら、正直ある程度雨漏りはあるだろうと思ってました。

幸いにも屋根が落ちてくる状態でもないし、実は「まぁ、なんとかなるか」と思っていた範疇ではありました。

しかし”根本的に”直すとなると、天井を全て取っ払って新たな断熱パネルを設置しなおす、車屋さんに依頼するとそれだけで軽くウン十万はしますね~。

かと言って、部分的な補修では広範囲に傷んでいることが分かっているため、どんどん車が傷んでゆくことになります。

そのため、タメゴローは建築の知識を使って直すことにしました。

長くなってしまったので、

23年落ちのキャンピングカーの雨漏り修理~屋根のFRP防水は「ベランダ用」がとってもお得~

に続きます~。

 


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