タメゴローです。
キャンプや野営での「テントの設営と撤収」って楽しいけど、結構大変だったりしますよね。
急いでレイアウト決めて、タープを建てて、ポールを組んでループに通して、ひいひい言いながら建てて、ペグを何本も打って、終わるころには汗だく・・・などなど。
そんなことから今回はタメゴローが、「設営と撤収の楽さ、涼しさ、車中泊でも使える」ということで導入した【ソロ用のポップアップシェルター】について書いてみたいと思います。
コレ、思った以上に使えますよ~!
1.人気の理由が分かりすぎる、ポッポアップテント・・
キャンプ場へ着き設営をする際に、「テントを建てる」って結構大変だったりしますよね。
また、建てるはまだしも「撤収する」を考えた時は本当にいろいろ汁がでます。笑
特に夏の真っ盛りだったりするともう、急いでレイアウト決めて、タープをやっと建てたと思ったら次はテント。
ポールを組んでループに通して、ひいひい言いながら建てて、ペグを何本も打って、なんて。
まぁ、その乾いた喉をビールで潤すのが最高の瞬間でもあるのですがね。
そんな、できればしたくない苦労を極端に無くしてくれるシステム、それがポップアップテントでした。
そのあたりは以前の記事
ポップアップテントはキャンプの設営撤収をとても気楽にし、楽しむ時間を圧倒的に増やしてくれます【ケシュア2SECONDS】
でも書かせてもらいましたとおり、ポップアップテントの「神がかった設営&撤収の楽さ」が実感できましたので、興味のあるかたはこちらもぜひ見ていただきたいです。
2.”ソロ用”ポップアップテントがほしい・・・
そんな超絶優秀なポップアップテントですが、ケシュアは”3人用”であったため、前はよかったのですが子供達が大きくなってきた今日この頃。
焚火をつまみに飲んでいるとついつい遅くまで起きていることと、夏は人より極端に汗かきなタメゴローとしては、人の多い寝静まったテントに「ごめんねぇ」なんて入ってゆくより、涼しい外で寝たいなぁなんて不埒なことを考えており、実際たまにコットをタープの下に配置してに寝たりしていました。
しかし、冬以外は寝ることを邪魔する”にっくきヤツ”がいるため快眠、といかないんですよねー。
にっくきヤツとはもちろん「蚊」です。
酔いもまわりいい心持ちで横になり「あ、落ちそう」という瞬間に、「プ~ン」と耳元で聞こえた時のあの台無し感。。。
そんな蚊を屋外で防ぐには、香取線香やベープだけではやはり無理で、タープに蚊帳(かや)を吊ることも考えましたが日中の利便性がおちてしまうのとやはり大仰なのでそれは最後の手段として、別の方法をさがすことに。
そこで思い至ったのが、
「もっと小さくて、簡単にポンと置ける一人用の蚊帳があれば楽でいいな」
ということでした。
そしてそれは以前にチェックしていた「ソロキャンプ用のポップアップテント」だったらまさに条件をクリアしているな、と思い至ることとなりました。
そこからは早かったですね。
どうせソロでも使うなら無骨なテントがいいなぁ、けど設営撤収が超絶楽なポップアップテントであってほしい。
そんなわがままを詰め込んだテントを探しました。
3.手に入れたのはソロ用の「ポップアップシェルター」・・・
そんなわがままなタメゴローが白羽の矢を立てたのは、こちら
Alpine DESIGN ポップアップュシェルターテント Ⅱ カーキ
という、スポーツオーソリティのプライベートブランドである「アルパインデザイン」のもの。
アルパインデザインは大手なのに他の大手さんと違って、日本的でない色使いや、独自の構造などちょっと独自路線を走ってくれているので個人的に好きなブランドです。
フライ無しの「メッシュな中身だけ」のものもラインナップされていますが、こちらは【Amazon choice】にもなっているド定番だったりします。
Alpine DESIGN ポップアップメッシュシェルター カーキ
今回タメゴローはソロキャンプにタープ無しで行けるように、フライ付きの「シェルターテント」にすることとしました。
4.設営してみたら・・・
Amazon先生でポチっとすると1~2日で届きます。
いつもながら便利な世の中になったものだと、感心するばかりですね。
直径70cm弱でケシュアの2SECONDSに比べるとずいぶんコンパクト。
カーキもいい色合いで満足。
袋の端に設営と収納の説明書が入ってます。
コレだけでも分かりますが、収納は一度youtubeを見ておいた方がスムーズだと思います。
中身を出すと、フライ、インナー、ポール、ペグと4つが入ってます。
このシェルターテントの大きな特徴のひとつに、
「コットの上に設営できる」
というものがあります。
インナーをポイッ!っと放り投げて広げ、コットの上にセットするとこんな感じになるのです。(細かい写真を撮るのを忘れたのでAmazonさんからお借りしました。)
コットとの合体部分はこんな感じで、バンドをバックルでカチリとするだけ。
長さも調整できるので、ほとんどのコットで使用できるのではないでしょうか。
そのインナーにポールを一本固定すれば室内の高さが確保されます。
そして組みあがったのがこちら。
おお、ミリタリーテイストでかっこよい!
コットに固定することで、腰かけた状態で靴が脱げるのでいいですね。
中にマットを追加すれば、コットと相まって寝心地は最高です。
短いポールが2本あれば、日中はフライシートを庇形状にすることもできますが、今回はファミキャンなのでたくし上げて使いました。
ああ、ほんとに設営が楽・・・。
さて、寝る準備ができたので、あとは子供と遊んで、焚火をたきつつ食べて飲むばかり。
シアワセ・・・。
5.寝て撤収してみたら・・・
夜も更け、焚火の始末をしていざテントに入ってみると、いつも人の熱気で暑くなってしまっているテントの中が涼しい。
・・・ソロ用ですから当たり前ですね。。。笑
ちなみにサイト内別寝のことについては、奥さんと子供もタメゴローの汗っかきは十分承知の上かつテントがちょっと狭かったこともあり、快く試させてくれました。
奥さんの顔が少しうれしそうに見えたのは、きっと気のせいだと思います。
いざジッパーを開き、腰をかけて靴を脱ぐのですが、これはコットがあってよかったと感じる高さですね。
今回は低いタイプのコットでしたが、高いタイプのコットの方が腰が楽そうに感じます。
腰をかけた状態ですでに頭がテントの上部より高くなるので、テントの中ではゆったり座るのはむりですね。
ごそごそと身をおこし、外のフライのジップを走らせ、次いでメッシュインナーのも閉めます。
手の届く範囲なので大変さはありません。
横になってみて手を上げると天井に触れますが、不思議と狭くるしくは感じません。
スマホをいじったりするのも大丈夫ですが、室内に荷物を置くのは難しい狭さなので、靴と一緒にインナーの外でフライの下に移動させました。
広くないですが、ちょうどいい空間という意味では、出張で泊まったカプセルホテルに似てるかもです。
そして何より、本当に涼しい!
コットで浮いていることもあり、通気性がすばらしい。
タメゴローのように汗かきの人は、感動できるレベルだと思います。
なんて考えていたらいつの間にか眠りに落ちてしまったようで、そこからは朝までぐっすり!
朝日を感じて起きるまで一回も起きずに爆睡となりました。
ああ、蚊と戦わなくて済むのはこんなにも快適なことだったのか!と感動するぐらい。
コット寝だったこともありますが、本当にとても快適でした。
起きればその後朝食や撤収となるのですが、コットが下にあったことでグランドシートは不要でしたし、テントの底も濡れたり汚れたりしておらずキレイなままです。
フライの内側は結露があるので裏返して乾かしますが、フライが小さいこともあり、手でパンパンとはたき、バサバサと振ることでほとんど水気が飛ぶので、乾燥だけさせる感じですみました。
インナーの丸め込みも最初は戸惑いましたが、ケシュアで慣れていることもあってか、ものの3分ほどでたたむことができ、袋に収納できてしまうのがポップアップテントの最大の恩恵ですね。
本当に撤収が楽!
この「撤収が楽」ってキャンプの朝ではとっても大事なことだと感じます。
朝をゆったり過ごすためには、撤収の時間から逆算することになると思うのですが、普通のドームテントに比べると本当に数分で済んでしまうため、朝時間のゆったり度合いが違い、キャンプを本当に満喫できていると感じます。
サイト内別宅(笑)は設営・睡眠・撤収と非常に満足のできるものとなりました。
6.これってソロの車中泊でも便利すぎる・・・
少し話が変わりますが、タメゴローは趣味でサーフィンをしに海へ行きます。
朝日の出と共に海に入るのを狙う場合は、前日の夜に駐車場で車中泊をすることがあります。
冬や中間期は寝袋さえあればなんとかなるのでいいのですが、問題は夏場。
エンジンを切って窓を閉めていると、車内が暑すぎてとても寝ていられません。
下手すると死にます。
ですので、対策としてモスキートネットを窓やリアハッチにつけてドアは開放して寝ることになります。
しかし通気性が悪いことと、やはり少し隙間ができるのでしょうね、にっくき蚊の不快な「プ~ン」音との闘いが後を絶ちませんでした・・・。
そこでこのポップアップシェルターの「メッシュな中身だけ」を車内に広げて使ってみたのですが、これが最高でした!
窓などはネットなど無しで開放しているのでガンガン風が通り抜けますし、ポップアップテントのメッシュは虫を通さず風を通すため車に設置していたモスキートネットより涼しいのです。
より狭い範囲になることとジッパーでちゃんと穴をふさげることで蚊の侵入もより少なくなりましたし、さらに息苦しさもなくなったため、本当にいいことづくめです。
ただし、ポップアップシェルターの中身だけといえ、社内で広げると結構なボリュームでしたので運転席は少し前に倒さないといけませんでしたが。
ワンボックスやフルフラットになるタイプの車であれば問題なく使えるでしょう。
ちなみに、友人の広いワンポールテントに”お泊り”させてもらう時にも、コット+ポップアップシェルターのセットが最高でした。
もちろんタープの下であれば、インナーだけで「タープ寝」もできちゃいますので、当初の思惑は見事に達成されることとなりましたし、思った以上に使う頻度が高いものだと驚きました。
7.まとめ
ソロ用のポップアップシェルター、いかがだったでしょうか。
タメゴローは見事にハマり、使用頻度が当初の想定より高くなっています。
特に車中泊の快適性向上と、テント形態の時の涼しさが目からウロコモノでした。
キャンプは”不便を楽しむもの”でもありますが、朝の撤収時間を短縮できるのは精神的にもとても楽になると思いますし、キャンプの時間を最大限に楽しむことができますので、そのへんをちょっと改善したいんだけど、なんて考えている方にはとてもオススメしたいなぁ、と思うタメゴローでした。
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アルパインデザインは、決して流行りの”高級テント”ではありませんが、とてもコスパの高い良いキャンプグッズを出してますので、安くていいのないかな?なんて方にはとてもオススメです。
■完全ソロ用 ポップアップシェルター
Alpine DESIGN ポップアップュシェルターテント Ⅱ カーキ
■中身だけでいい!って方に爆売れしてる”インナーだけ”のものも
Alpine DESIGN ポップアップメッシュシェルター カーキ
■寝心地はやはりGIコットがいいです。これもコスパいいのに、コヨーテブラウン色がかっこいいです。
Alpine DESIGN キャンピングコット コヨーテブラウン