タメゴローです。
キャンプサイトで夜の闇に安心感を与えてくれる【灯り】は不思議な魅力がありますね。
灯りの種類も、焚火、ランタン、懐中電灯などいろいろあると思います。
今回はそんな灯りの中でもキャンプサイトを広く照らしてくれるであろう、メイン照明となる【ランタン】についてです。
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■ランタンはいろいろありますが・・・
キャンプサイトのメイン照明として選ばれることが多いのは【ランタン】ですね。
そのランタンも燃料や光源として、ガゾリン式、LPガス式、電池式などいろいろ種類がありますが、最近はテントの中でも使えて危険性も少ない電池式LEDタイプが増えてきました。
しかし非日常のキャンプという空間に、日常になじみのなる照明器具をもってゆくというのは、ちょっと雰囲気重視のタメゴローとしてはもったいないと感じてしまいます。
もちろん、テントの中では小ぶりなLEDランタン、夜中のトイレに行く際などにはLEDヘッドライトや懐中電灯なども使います。
しかし、ことキャンプサイトの雰囲気を大きく左右してしまうメイン照明にはLEDでないものがいいと考えています。
燃料を”燃やして”【灯をともす】
そんな人間が本能的求めている柔らかな灯りこそ、キャンプサイトの夜には似合うのでないでしょうか。
■ランタンの燃料は・・・
電池式以外のランタンにも、
- オイルランプの灯油
- ろうそくランタン
- 固形燃料ランプ
- ガソリンランタン
- LPガスランタン
などなど、いろんな燃料がありますが、”明るい夜”に慣れてしまった現代人にとって、満足のゆく明るさが得られるメイン照明となりうるカロリーの大きいものとしては、
- ガソリンランタン
- LPガスランタン
の2種類だと思います。
また、いろんなキャンプ道具メーカーやブランドがありますが、ガス(LPG)ランタンだけは、個人的に歴史的、ラインナップ的にコールマンを信頼しており、また友人に聞かれてもオススメしています。
こと【ランタン】に焦点を当てた歴史的に考えると”ガソリン”ランタンなのですが、これにはちょっとタメゴロー的理由がありまして。。。
■ガソリンランタンはこまめなメンテナンスが必要・・・・
これはタメゴローは学生時代にバイクでソロツーリングをよくしていた際に煮炊きのためにコールマンのガソリンストーブ(コンロ)を使用していたのですが、ガソリン器具特有の着火作業のひとつ、内圧を高めガソリンを霧状にするための作業”ポンピング”を終え、いざ火をつけようとライターを出したタイミングで、
「ポンピング部分からピューっとガソリンが噴出した」
という、まるでマンガのような大変危険なことがあったためです。
今でこそ笑い話ですが、一歩間違えば「引火して大爆発」という危険性があったので、それ以来
「ガソリン器具は例えコールマンでも、細かなメンテナンスをしていないと怖くて使えない」
というイメージを持ってしまったことが大きいです。
(原因をゴムパッキンの劣化かとも思いましたが、年に一度はパッキンを交換してましたので単純な劣化だけではないと考えています)
そんなわけで、タメゴローが経験的におススメしているのは、
- 基本的にはメンテナンスフリー
- 燃料の取扱いの容易さ
- 誰が使っても大きな性能の違いが出ない
- 日常生活でも使っており、安全性を追求しつづけている
- 燃料が容易に入手できる
ガスランタンというわけです。
やはりガソリンは燃料の保存や引火危険性、器具のメンテナンスなど使う側の人間により危険性が増大する可能性があるため、安全とは言い切れない側面が残るものだと感じます。
LPガスの家庭用コンロはあっても、ガソリンの家庭用コンロってみかけませんよね?
つまりそういうことなのですが、これは照明に使われる場合でも同じですね。
そんなことから、タメゴローはランタンはLPガス一択なのですが、そのガスランタンも種類が多く、いざ買おうとしてもどれがよいのかわからないものだと思います。
そんな多い種類の中で、ファミリーキャンプ~3家族程度の人数までカバーするのにおススメのランタンを紹介してみます。
もちろんタメゴローがいくつか使ってきたランタンの中で、一番よかったものとなりますので、迷ったらぜひ参考にしてもらいたいと思います。
■明るさに余裕があって、コスパのよいLPガスランタン・・・
タメゴローが使っているランタン、それは
コールマン ランタン 2500 ノーススターLPガスランタンです。
明るさは1500ルーメンと十二分にあり、しかも価格も1万円以下で、これ以上の照度のものとなると、いきなり2~3万円に跳ね上がるところ、この2500は実によいコストパフォーマンスだと感じます。
AMAZONのランキングでも、電池式以外のランタンで【1位】だったのでやはり人気があるようです。
こんな箱に入っており、キャンプにはガラス製のフードの保護もかねて、この箱のまま持って行ってます。
箱から出すと、ランタン本体が保護クッションカバーに入った状態です。
取り出しやすく、しまいやすい縦の蓋からつづくファスナーが底まで開きます。
内部に小さなポケットがついていますので、タメゴローはマントルを収納しています。
ガソリン式でもガス式でも、多くのランタンはこの【マントル】(電球でいうところのフィラメントにあたる部分)という布地をセットし、から焚きしてカーボン状態にして燃える触媒とします。
コールマン マントル 95型 4枚入
(マントルは消耗品かつ、キャンプ場ではトラブルがつきものですので、4~6枚セットが絶対オススメです。)
これはオイルランプやろうそくなどと大きくちがうところで、この燃焼方式がゆえ明るさも大きくなる構造になっています。
そのマントルも、とりつけは簡単。
蓋のネジをくりくりと緩めてフードを外します。
これはとりつけて、すでに”空焚き”をした状態です。
ライターで下側から火をつけるだけですね。
コツは全体に火がまわるようにすることです。
ナイロン状態の生地が、こんな感じに白くカーボン状態になればOK。
ちなみにこの状態のマントルは触れると「ボロッ」とくずれてしまうほどもろいので、衝撃を与えないようにしましょう。
(コールマンのマントルはなかなか丈夫で2~3回の使用に耐えることが多いですが、ちょっとでもマントルが崩れていたり穴が開いてしまった場合は危険なので、もったいないと思わず交換しましょう。)
ですのでランタンは基本的にキャンプ場でセットアップすることとなります。
フードを、そ~っともどしてマントルの準備は完了。
あ、ガスは先にセットしておくと、安定した状態で作業ができるので便利ですが、引火が怖ければマントルをセットした後でもいいと思います。
ガスは コールマン 純正LPガス燃料 Tタイプ 470g 5103A470T
で、大体1本800~900円程度ですね。セット買いすると安くなる店もありました。
あとはランタンスタンドでも、ちょうどよい木でもよいので、できるだけ高めの位置にセットすると遠くまで光が届きます。
コールマン ランタンスタンド3は、2.1mまで高さを上げられるので、林間タイプでない、ちょうどよい木のない草原フィールドサイトなどでは重宝します。
写真のようにカラビナなどで吊るすとセットするときも、明るさ調整のための位置替えも楽です。
ガスのダイヤルをひねりながら付属の着火ボタン(イグナイター)で火花を飛ばして着火。
着火した時は、ゴーッ!とか、ボーッ!とかちょっと音が出るのでびっくりすると思います。
コツはダイヤルを少し開いた程度にしてあまりガスを強く出しすぎないようにすることですね。
ダイヤルをたくさんひねると、ガスの勢いが強すぎてから焼きしたマントルを壊してしまうことがあるので。
なかなか着火できないときは、一度ダイヤルを閉じて、生ガスを抜いた方がいいときもありますが、コールマンのガスランタンは結構着火性がいい方だと感じます。
ちゃんとマントルに均一に着火していることだけは確認しておきましょう。
あとは、その灯りを愛でるもよし、その柔らかな明るさの醸し出す雰囲気に身をゆだねるもよしです。
”柔らかな灯り”と書いていますが、それはダイヤルを最大まで回していないときの話。
このランタン、実はダイヤルを最大までひねると、【まぶしいぐらい明るい】のです。
(スペックは1500ルーメンとありますが、LPガスランタンはLEDランタンに比べると、実際のキャンプ場ではそれ以上に感じます。)
ですので、タメゴローは3家族で一緒に行ったキャンプでも利用しましたが、これひとつだけで十分に感じました。
逆に9時以降になると明るすぎて照度を落としたぐらいです。
ですので、タメゴロー家族だけで行くキャンプであれば、最大までダイヤルをひねることはまずありません。
もちろんランタンの設置場所やシチュエーションにもよりますので一概には言えませんが、広くテント間がそれなりに離れている場合でも不自由はないレベルだと思います。
■ガスの消費量は・・・
気になるガスの消費量は、一泊二日の通常キャンプでボンベ約半分、1/2程度の消費量でした。
しかしこれは、明るさを最大限にしっぱなしでのものではありません。
夏場であれば、
7~9時:夕食や夕食後の活動時間は 【7~8/10程度の明るさ】
9~11時:周りが寝始め、焚火もするため 【4~5/10程度の明るさ】
で点灯していた状態です。
(写真では暗く見えますが、みんなでトランプができるぐらい明るいです)
ずっと照度MAXでつけていればボンベの2/3ぐらいは消費します。
また冬場であれば日没が早いため、もう少し消費量は増えると思います。
■メインランタンだけでない、灯りの適材適所とキャンプの灯り・・・
冒頭でも触れましたが、灯りも適材適所。
メインのランタンだけでは広いサイトの”隅々まで”明るくはなりませんので、タメゴローは補助光源に【オイルランタン】や【LEDヘッドライト】なども持ってゆき使い分けています。
もし集いの場所が男女や家族ごとなど複数に分かれていても、メインランタンは離れていても、全体を優しく柔らかく、行動するのに不自由のない程度に照らしてくれるので安心です。
メインランタンから遠く離れた場所では、あえて【オイルランタン】で「より赤みのある灯り」を味わうのもとてもよいものです。
【焚火】をするのであれば、ランタンは離れていた方がより焚火を楽しめるでしょう。
まあ、「暗いな~」と思うのであれば、もちろんダイヤル最大でもよいと思いますが、「なんでもかんでもメインのランタンだけで!」というのはキャンプではもったいないので、せっかくの夜の闇、様々な灯りを選び、ランタンはちょっと余裕をもった明るさ(暗さ)に調整して、キャンプの夜の闇も楽しいでもらいたいな~、と思うタメゴローでした。
コールマン ランタン 2500 ノーススターLPガスランタン
コールマン 純正LPガス燃料 Tタイプ 470g 5103A470T
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