薪ストーブの着火方法 あなたは上から派?下から派?煙の逆流対策にもなりますよ

タメゴローです!

日々薪を焚いているストーブ仲間とキャンプをした際、こんな話が出ました。

「タメゴローは上派?それとも下派?」

これは女性の好みのポイント・・・ではありません。笑

上・下というのはストーブ内に組んだ薪にどこから着火するか?ということです。

これにも諸説ありますので、今回はこの上派・下派について書いてみたいと思います。

ちなみにタメゴローは「上派」です!

1.ストーブ着火位置それぞれ

薪ストーブをしていない方の多くの「着火イメージ」というと、キャンプなどで薪で焚火をする際、着火剤に火をつけて、その上に細い木を置くようにくべてゆき、徐々に太いものにしてゆく、といったものが一般的ではないでしょうか?

すでにストーブをやっている方でも、そのようなイメージの方も少なくないかもしれません。

しかし薪ストーブは裸火をさらしている焚火とは違い、「鉄の箱に囲まれ、煙突を通し排気する」という薪ストーブ独自の構造があるので、この「着火イメージ」一度は考えておいた方がよい事だと感じます。

「えっ?普通に下からつけてるよ。薪に着火する位置だけの話でしょ?何かかわるの?」

はい、これが変わるんです。

着火位置を考えるだけで

  • 着火時の煙の室内への逆流を防げる
  • ご近所さんに煤をとばしにくくなる
  • 二次燃焼ガスを効率的に使えて省エネ

といったことも変わってくるので、今まであまり考えたことのない方はぜひ考えてほしいと思います。

 

2.下から派だと

「火は下から上へ昇る」

これはみなさん感覚的にも、経験的にもご存知のことだと思います。

マッチを擦れば着いた火は”上に”向かって山形になりますね。

そしてその火の上部に火を移したいものを持ってくることで、火の温度差でできた上昇気流も相まり、立ち上った火が上部のものに移ります。

はい、あたりまえですね。

ですので、ストーブに着火するときも、下から火が立ち上るように考えて組んだ薪の下に火種を放り込む形をとっている方は「下から派」と言えるでしょう。

この着火方法は一般的だと思いますが、ストーブ炉内の下から熱が発生してゆくこととなりますので、下の方は高温で燃焼し始めますが、上に積まれた薪にちゃんと火がつきストーブの上部分まで火がまわるのに時間がかかってしまいます。

そのため、ストーブの下の方では上昇気流が発生していても、上部では薪に熱をうばわれてしまい上昇気流が弱まってしまうことが多いです。

そのため、寒い屋外から煙突内部を下降してくる冷たい気流に、弱まった上昇気流が負けて、室内に煙が逆流してくる可能性があります。

これは経験されたことのある方もいるのではないでしょうか。

また、薪が燃えて発生する煙の中には、実はまだ燃えることのできる可燃ガスが含まれています

後で触れますが、下から着火だとストーブが高温になるまでの間、この「可燃性ガスが含まれたまま捨ててしまっている」こととなっているのは、燃費的にも、近隣対策的にもとてももったいないこととなりやすいです。

それらを少しでも改善するなら、上から着火することがオススメです。

 

3.上から派なら

上で触れた「下から着火のデメリット」をすべてとは言いませんが改善しやすいのが「上から着火」と感じます。

特によく冷えた時期には「着火時部屋へ煙の逆流があって・・・」とタメゴローも友人から相談されることが多かったので。。。

なぜ逆流に対して有効かと言うと、ストーブの排気はほとんどの場合、ストーブ箱体の天面(上面)に排気の吸い込み口があるので、そこへの上昇気流を速めてあげるにはストーブ内部の上部を高温にしてあげることで、強い上昇気流が生まれるからです。

上から着火だと、一番燃焼している高温な部分を上方にもってゆけるので、煙突内を降りてくる冷たい空気(ドラフト)に勝ちやすくなるというわけですね。

結果、逆流せずちゃんと煙突に排気が昇ってゆきやすくなります。(このときストーブの扉の開閉は熱の雰囲気を見て空気量を調整してあげるとよりよいですね。)

また、「煙の中の残っている可燃性ガス」についても上部での火力が弱いことが原因ですので、上部が高温となることで燃焼されやすくなりロスが減ることとなります。

この可燃ガスを燃やすには低温ではだめで、高温での燃焼にする必要があるのですが、よく耳にするストーブの機能で「二次燃焼」「クリーンバーン」「リーンバーン」「触媒式」などがこの可燃性ガスを燃やしてくれる機能や構造だったりします。

(ちなみにタメゴローの使っている薪ストーブは「ドブレ」というメーカーは、独自のクリーンバーン技術(二次燃焼)は本社のあるべルギーの環境省から承認を受けたもので環境に配慮されているものだそうです)

炉内が高温になれば勝手にこれらの機能が働いてくれるのでよいのですが、今回は着火~高温になるまでの時間にフォーカスしてます。

もちろん同じ薪でも燃やすガス量が増えるので、高効率で省エネになるというわけですね。

さらに、完全燃焼に近くなるため、排気に含まれるススなども燃え尽きさせてくれる可能性も増えますので、近隣にご迷惑をかける可能性も減らしてくれるといえるでしょう。

(着火時は白い煙が上がりますが、高温で通常運転になると白い煙は減りますよね?早くその状態に近づけるという意味です)

もちろんススの飛散や煙の色などが全てなくなるわではありませんが、上から着火することで早めに完全燃焼に近くなるわけですから、その心配がある時間を減らしてくれるのは団地や住宅地での薪ストーバーなら、とっても大きな要素だと思います。

 

4.まとめ

「上から派・下から派」いかがだったでしょうか。

(炎を眺めながらだと、なぜか強めのお酒が飲みたくなりますよね?あれ?タメゴローだけ?)

ストーブの構造や別の着火方法などもあるでしょうから一概に言えませんが、多くの方はご参考になるのではないでしょうか。

薪ストーブって、このようなちょっとしたことでいろいろと変わってくるので、ぜひご自分のストーブで最良の焚き方を探求していただき、シアワセな薪ストーブ生活を送って頂きたいなぁ、と思うタメゴローでした~。

 


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