薪割りで手首を傷めない!長く薪割りを続けるためにも役立つとっても簡単な方法

タメゴローです!

薪ストーバーの皆様、薪活を頑張ってますでしょうか?

タメゴローにとってはすでに日常の一部となっている薪活ですが、今回はその中でも、薪割りで痛めやすい手首への対策について書いてみたいと思います。

薪割りするけど、他にゴルフなどスポーツもしている方にはとてもオススメですよ~。

1.薪割りは手首を痛めやすい・・・

薪ストーブをやっている人間にしてみれば【薪割り】は、薪づくりの中でも最高に楽しいパートではないでしょうか。

ディープな薪活であれば、山で伐採した原木をチェーンソーで玉切りにし、自宅に運んだ後にくる爽快な部分となります。

玉切りされた丸太を薪割り台の上に据え、どこに刃を入れるかなど考えつつスジを読み、決めたら迷わず斧をふるう。

想定した場所に斧の刃が入り、結果一発でパッカーンと割れるようならば、もう最高ですね!

ストレスの発散にも最高ですし、身体も強くなり、冬には自分や家族を暖める火となってくれる薪ができあがってゆく。

割れれば次の玉を据え、また斧をふるう。

ただただそれを続けていると、気づけば薪の山が出来上がっているほど集中してしまう。

それほど無心になれるのも、またよいところだとタメゴローは感じます。

しかしそんな楽しい薪割りですが、タメゴローにはひとつ困ったことがありました。

それは

 

「手首を痛めてしまうことがある」

 

これでした。。。

 

 

2.手首を痛めると・・・

薪割りをしていると、硬い樹種はもちろん、節部分などのクセモノや大径木など、”一発で”割れないことはままあります。

そんな硬い玉にはじかれた際、手首に衝撃が返ってしまうことがあります。

それが何度も重なってくると、斧をふるうのに違和感が出たり、ひどくなると斧をふるうこと自体ができなくなる痛みが出てしまうのです。

そのような状態で【鋭利な刃物である斧】を使っての薪割りはとても危険ですよね。

またタメゴローは薪割りが大好きですが、別のブログでも書いている通りゴルフとサーフィンも大好きです。

そのゴルフはもちろん、サーフィンもスポーツなので手首(リスト)がとても大切なのです。

手首を痛めてしまうと、サーフィンではパドリングやテイクオフなどに”違和感”や”かばう動作”が出てしまいますし、ゴルフではショットを打つこと自体が億劫になってしまうことがあるほどでした。。。

何より、身体に痛みなどの負担をかけずに薪割りができないと、高齢になったときに斧での薪づくりが厳しい状態になってしまう、ということですよね。

youtubeなどで拝見する、高齢の先輩方にのように末永く薪割りをするためにも、タメゴローは考えることにしました。。。

 

3.手首を傷めない簡単な方法・・・

手首を傷めない方法について、タメゴローのストーブの先輩や友人に聞いてみましたが、あまり有用な意見は得られませんでした。

うーん、と悩んでいた時にタメゴローが思い出したのが、【ヴィポキルヴェス】というフィンランドのヘイキ・カルナ氏によって考案された薪割り斧でした。


レバーアックス・ヴィポキルヴェス 薪割り斧 樺シャフト フィンランド製

「これ斧?」と言いたくなるような形状ですが、この斧をふるって木に刺さると斧頭が回転し横に倒れ「繊維を引きはがす」という動きにより薪が割れるという、いわば「振った力(ベクトル)を効率よく割ることに変換する」斧です。

そのため割ることに特化した薪割り斧となりますが、母国では「フィンランドデザイン賞」を受賞しているほど革新的な斧です。

なぜこれが思い浮かんだかと言いますと、この斧は木に刺さる瞬間斧頭が横に倒れることを邪魔しないために「木に刺さる瞬間握った手を緩める」という特殊な振り方をする斧なのです。

これはこれでタメゴローがとてもほしい斧なのですが、今回はコレを買う、ということではありません。(いつかスキを見て買うつもりですが。笑)

そう、

 

「木に刺さる瞬間握った手を緩める」

 

これです!

キックバックで手首を痛めるのも、斧が木に当たってからもずっと「ギュッ!」と握り続けているゆえですよね?

タメゴローは右手をスライドさせる振り方をしてますので、左手程傷めません。

いつも左手が痛くなってしまうことからも、右手のように「握ってはいるけどグリップを緩める」ということで、衝撃を逃せるのではないか、ということに注目しました。

フィスカースX25で試してみることに。

斧が玉に当たる瞬間に握りを緩めます。

思い切って「指で輪っかをつくるぐらい」の気持ちでゆるめました。

すると、手首に来る衝撃が全然ちがうではないですか!

何度ふるっても手首に、あの「ガツン!」が来ません。

もちろん緩めているから割れない、などということもありません。

もしかするとこれは薪割りでは常識的なことで、ただタメゴローが知らなかっただけかもしれませんが、手首を傷めない方法にとても有用だと感じられました。(ネットでは見受けられませんでしたので)

特にフィスカースX25のグリップエンドは、ちょっと過剰な滑り止め形状になっているため、すっぽ抜けなどの心配も感じませんでした。(今まで使用していたヘルコのDT-6でも試してみたらできましたが、X25の方が安心感は強いです)

この柄の端部の滑り止め形状のおかげで、より安心感を持って手を緩められます。

また、この方法で割り続けてみると余計な力が入らないためでしょう、いつもより力がいらないというか、疲れにくく感じましたので長時間割るのにも有用性を感じることができました。

 

4.まとめ

「薪割りで手首を傷めない簡単な方法」いかがだったでしょうか。

【グリップを緩めるだけで予防できる】という簡単な方法ですが、ある程度慣れも必要だと思います。

タメゴローのように、薪割りでの手首の痛みに悩んでおられる方はもちろん、他のスポーツにも影響も減らすことができると言えますので、ぜひお試しいただき気持ちの良い薪割りを楽しんでいただけたら嬉しいなぁ、と思うタメゴローでした~。

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↓薪割りの革命児!当初は4万ほどの高価でしたが、改良版が2万円代で発売されました。効率的に薪割りができる斧がほしい方にオススメです。


レバーアックス・ヴィポキルヴェス 薪割り斧 樺シャフト フィンランド製
 

↓タメゴローがメインで使っている斧ですが、軽くてよく割れるので重宝してます。さらにグリップを緩めてもすっぽ抜ける心配が少ないグリップ形状なので安心。

フィスカース 7854 X25 ガーデンアックス


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